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『いちばんすきな花』に黒川想矢、白鳥玉季、泉澤祐希、田辺桃子が出演! 主人公に影響を与える重要な役どころ

ドラマ

関連 :

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白鳥玉季

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■プロデュース・村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

 またしても、素晴らしいキャストの皆さんにご出演いただけるうれしい報告ができます。4人とも、ご一緒したいと思っていた方々です。

 白鳥玉季さんは、小学生の頃から注目していました。注目というか、いろいろな作品で見るたび、“この年齢でこんな芝居をするの!?”と驚いてしまうくらいに、脚本をしっかり読み込んで演じている印象を受けていたので、“一体どういう子なんだろう”と気になっていました。初めてお会いした日、いろんな話をさせていただいたのですが、話せば話すほど、“わ、希子だ”と思いました。聡明(そうめい)で頭の回転が早く、大人と対等に話せるのに、でもいい意味での幼さもしっかり持っている。まさに希子のイメージにぴったりでした。多部未華子さん演じるゆくえと、塾講師と生徒にもかかわらず友達同士のような関係にある希子。2人の年齢も立場も越えた、このドラマならではの“ガールズトーク”に注目いただければと思います。

 黒川想矢さんには、映画『怪物』で完全にやられました。完成披露試写会に生方さんと一緒に行かせていただいたのですが、その帰り道、どころかTOHOシネマズ六本木ヒルズのロビーで“黒川さんをイメージした役を作ろう”という話を2人でしたくらいに、やられました。もともと僕は是枝裕和監督の作品が大好きで、是枝さんの作品に出ている役者さんはみんながみんな常に素晴らしいので、勝手に学ばせていただいているのですが、『怪物』の黒川さんも本当に素晴らしかったです。触れたら壊れてしまいそうな少年特有のもろさ、危うさ、それに加えて、甘酢っぱさ、みたいなものまで感じさせる。あの世代の男の子だけが放つことのできる言葉にできない魅力にあふれていました。朔也は、そんな黒川くん、今この瞬間の黒川さんにしか演じられない少年になると思います。白鳥さんとの“この世代No.1コンビ”の演技合戦を、僕自身が今から楽しみにしています。

 泉澤祐希さんは、ずっと大好きな役者さんでした。どのドラマや映画で見ても、的確かつ確実な演技でその作品に説得力を持たせてくれていると感じていました。それって、作り手の気持ちからすると本当にありがたいことなんです。泉澤さんが演じると、その役がいい意味で地に足が付いたリアルな存在になる。しかも、その役を魅力的に見せてくれる方でもあります。限りなくリアルに見せつつ、でも本当は、現実にはちょっといない魅力のある人物にしてくれる、そんな印象を持っていて、いつかご一緒したいと思っていました。今回、演じていただく相良は、なかなかに難しい役です。相良が、今田美桜さん演じる夜々に向ける感情、そして夜々が相良に感じる感情に、「男女の間に友情は成立するのか?」というこのドラマのテーマの意味が潜んでいます。泉澤さんになら、この難しいテーマを託せると思い、相良役をお願いしました。ハードル上げて、楽しみにしています。

 田辺桃子さんもまた、ずっとご一緒したいと思っていた女優さんです。お嬢様っぽい印象があるかと思えば、ものすごくヤンキーっぽいキャラクターも演じ切ってしまう。ご本人の美しくて可憐(かれん)な印象からは想像できない幅広い役をこなす、圧倒的な演技力を感じて、いつも感心しながら見させていただいていました。今回、田辺さんに演じていただく峰子は、結果的に、仲野太賀さん演じる赤田に「友情ではなく恋愛を選択させる女性」です。まさに、今回のテーマを具現化する、重要な役になります。峰子自身が、そのことに関して一体どのような思いを抱えているのか? それを考えることが、「男女の間に友情は成立するのか?」を考えることになるかもしれません。田辺さんの演技には、いい意味で無駄がないと思っています。そして、見る人を共感させる“等身大”を、文字通り自然に演じられる方です。だからこそ、このテーマについて考えさせる峰子をお願いしました。ゆくえや赤田だけでなく、峰子の気持ちにもなりながらこのドラマを見ていっていただけたら、より深く味わえると思います。

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