『ロキ』“12年の軌跡”を振り返る秘蔵映像公開! トムヒの貴重なオーディション姿も
6日からディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で日米同時配信される、マーベル・スタジオのドラマシリーズ『ロキ』シーズン2。今回、ロキ役のトム・ヒドルストンやMCU全作品のプロデューサーのケヴィン・ファイギのコメントや貴重な秘蔵のオーディション映像をはじめ、 “ロキ”誕生からの12年の軌跡をおさらいする特別映像が公開された。
【動画】トムヒのかわいすぎるオーディション姿も! 『ロキ』特別映像
『ソー』シリーズや『アベンジャーズ/エンドゲーム』など数多くのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に登場し、数々の悪行の一方で数々の失敗を繰り返したり、時には兄弟の強い絆を思わせたりと、うそといたずらを愛する姿がどこか愛らしく“憎めないヴィラン”として世界中から愛されるロキ。
今回公開された特別映像では、自信たっぷりな表情から、何かを企む怪しげな笑顔、物思いにふける哀愁あふれる表情まで、長いMCUの歴史の中で観客の心をつかんできたロキの多彩な面が映し出されている。
初登場を果たした『マイティ・ソー』撮影当時、初めてロキの特徴的な角の冠と緑のマントを身にまとったシーンでは、「最高です。今日初めてこの衣装に袖を通したんです。着ているだけでパワーが湧いてきそうです」とこれから始まる歴史に興奮を隠し切れない様子が記録されている。
MCUの全作品のプロデューサーであり、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは当時を振り返り、「ロキがMCUに登場してから10年以上が経つ。初日からみんなの心を奪い、MCUの最も愛されるキャラクターの一人になったんだ」と語る。
トムヒも「『マイティ・ソー』の最初のオーディションは、今でもはっきり覚えている」と歴史に思いを馳せつつ、「ロキの好きなところはその振り幅の広さ。お茶目な時もあれば、荒々しい時もある」とその多面的な魅力を告白。
12年の歴史の中で、映画作品6本に登場し、世界中のファンを熱狂させるほどの魅力を積み重ねてきたロキ。ここまでの人気者になったことについてケヴィンは、「ロキがこんなにも愛されるようになったのはトム・ヒドルストンのおかげだ」とトムヒを賞賛。そして「だからこそロキのシリーズを作りたかったんだ」と語り、描き切れていない魅力を届けるために、ヴィランが主人公を務めるというMCU初の試みに挑んだことを明かした。
そんな『ロキ』のシーズン1は、時空を超えたロキが時間の流れを守っている組織TVA(時間変異取締局)に捕まり、世界の時間を修復するミッションに協力させられる姿が描かれた。続くシーズン2は、謎の“タイムスリップ現象”に見舞われたロキが“世界の破滅”という未曾有の危機を防ぐために、TVAのエージェントのメビウス(オーウェン・ウィルソン)とともに、うそと裏切りを駆使して奔走する。
本作について、トムヒは「今回はさらに限界を超え、ロキのトリックのレパートリーを増やす。次のステージにいけるのは興奮するし、刺激的だ」と意味深に語り、これまでも多彩な姿を見せてきたロキの新たな一面が描かれていくことを期待させる。
さらに製作総指揮を務めるケヴィン・ライトは、「視聴者の皆さんがこの世界に引き込まれてくれて嬉しいです。シーズン2はさらに『ロキ』の世界を拡大させる」 と新たなロキの物語に自信を覗かせている。
『ロキ』シーズン2は、「ディズニープラス」にて6日より独占配信。