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現代ホラー界を牽引するM・フラナガン監督の手腕に迫る S・キング原作『サンキュー、チャック』がトロント観客賞受賞

映画

映画『サンキュー、チャック』場面写真
映画『サンキュー、チャック』場面写真(C)2024 DANCE ANYWAY, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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 第49回トロント国際映画祭では最高賞の観客賞を受賞したトム・ヒドルストン主演のミステリー映画『サンキュー、チャック』より、マイク・フラナガン監督のコメント、監督の手腕について迫るスティーヴン・キングやキャスト陣のコメントが到着。併せて、新規場面写真も解禁された。

【写真】映画『サンキュー、チャック』恐怖感と祝福が交錯する新場面写真

 スティーヴン・キングの原作を『ドクター・スリープ』を手掛けたマイク・フラナガン監督が映画化する本作。トロント国際映画祭は熱狂に包まれ、満場一致で最高賞である観客賞に輝いた。

 舞台は、異常気象などで崩壊寸前の世界。絶望する人々の前に突如現れたのは「チャールズ・クランツ 素晴らしい39年間! ありがとう、チャック!」という大量の感謝広告。チャックとは一体誰なのか? ありがとうの意味とは―?

 チャックの人生を遡りながらたどり、すべての謎が解ける時、衝撃と感動が押し寄せるヒューマン・ミステリー。『ラ・ラ・ランド』の振付師マンディ・ムーアが担当したトム・ヒドルストンのエモーショナルなダンスシーンも見どころになっている。

 解禁された場面写真には、夜のネオンがにじむ異国情緒漂う街角で、何かを深く見つめるトム・ヒドルストン演じるチャールズ・クランツの姿が。等身大で知性あふれる佇まいは、チャックの複雑で豊かな内面を繊細に映し出しているとも言える。

 また、プロム会場で大勢の観衆に囲まれながらガールフレンドと背中を合わせてダンスをするシーンを捉えたカットも。洗練された容姿ながらどこかあどけない表情を残したチャック。彼女とのその身長差に思わず胸がときめくカットとなっている。

 さらに、平穏だった日常が終わりを告げようとしている世界の静寂の中、暗闇の中で呆然と立ち尽くすキウェテル・イジョフォー演じるマーティの姿。彼の背後に忍ぶ住宅の窓に映し出された謎の男・チャールズ・クランツが。マーティの表情からは、言葉にできない不安と恐怖感が伝わるカットとなっている。恐怖感と祝福が交錯する新たな場面写真は、本作が人生の美しさを讃える物語であることを映し出している。

■マイク・フラナガン監督×スティーヴン・キング原作による「最高傑作」誕生

 現代ホラー界を牽引するフラナガン監督が、自身のキャリアにおける「最高傑作」にすると誓い、全情熱を注ぎ込んだ本作。

 フラナガン監督とキングの絆は深く、これまでにも『ジェラルドのゲーム』や『ドクター・スリープ』といった難解な原作を見事に映像化してきた。キングは、フラナガンを「優れたストーリーテラーであると同時に、ヴィジュアルの才能も持ち合わせている」と最大級の言葉で讃えている。

 そんなキングからの信頼を得るフラナガン監督は本作の脚色において、原作の持つ「逆行する三幕構成」という特殊な構造をあえて守り抜いた。これは、人生を後から振り返った時に初めて気づく衝撃や詩的な意味を、観客にそのまま届ける、という原作のアクロバティックでありながら感動的な構成に敬意を表したフラナガン監督の深い原作愛だといえる。

 また、フラナガン監督は、キング作品の神髄が「愛と希望」なしには存在し得ない点にあると定義している。世界が崩壊していく悪夢のような状況にあっても、絶望や皮肉に逃げず、人生を肯定しようとする人間の姿が正面から捉えられた本作では、「恐怖」を「希望」に変えるフラナガン監督の手腕が存分に発揮されているといえる。

 フラナガン監督が、「最も重要なシーンの一つ」と語るダンスシーンについては、トム・ヒドルストンに「自由で最も幸せな時間」と言わしめ、6週間の特訓を経て700回以上も踊り抜くエモーショナルなダンスシーンを撮影。

 また、本作では、多くのレジェンド級俳優たちとの協力が輝いている。『スター・ウォーズ』シリーズ出演のマーク・ハミルに「史上最高に背筋が凍るホラーになると思ったが、完全に予想を裏切られた。とても優しく、胸に迫る物語だ」と言わしめるなど、大御所俳優の心をも動かす演出力が光る。

 出演したマーク・ハミルが「ただの映画以上のもの、観る人を癒すセラピーのような作品」と語る通り、フラナガン監督の演出は観客の人生観そのものに語りかける。「世界が分断され、不安が渦巻く今だからこそ必要な物語」。死という避けられない運命を見つめながらも、鞄を置いて踊ることを勧めるフラナガン監督の温かな眼差しは、劇場を出る人に安らぎと確信を与えてくれるだろう。

 さらに今回、映画業界人からの応援コメントも到着している。

 映画『サンキュー、チャック』は、5月1日全国公開。

※映画業界人の応援コメント全文は以下の通り。

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