『アサクリ』手がけたUbisoftの元幹部らがセクハラ捜査の末に逮捕
人気ゲーム「アサシンクリード」シリーズなどを販売するコンピュータゲーム会社Ubisoftの元幹部ら5人が、1年に及ぶ性的暴行とセクハラ捜査の末、ついに逮捕された。
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IGNによると、逮捕されたのはクリエイティブ部門トップのセルジュ・アスコエットと、元編集およびクリエイティブサービス担当副社長のトミー・フランソワらを含む5人。彼らはすでに、警察によって身柄を拘束されているそうだ。5人は告発を受け、2020年夏に同社を去っている。
労働組合と個人2人から同時に告発があったことをうけ、パリ郊外ビボニーの検察当局が、50人近くいる現従業員および元従業員に聞き取りを行うなど、約1年かけて調査を行っていた。原告代理人は仏誌Libérationに対し、「捜査の結果、組織的な性犯罪が行われていたことが分かった」と話しているようだ。
告発をうけ、『アサシンクリード ヴァルハラ』を手掛けたクリエイティブディレクター、アシュラフ・イズマイルは同社を解雇。Ubisoftでは大幅な改編を行うと発表していた。