男女逆転『大奥』仲間由紀恵、緩急自在の怪演にネット鳥肌「今年最高のホラー」
よしながふみの同名コミックを実写化したドラマ10『大奥』(NHK総合/毎週火曜22時)Season2の「医療編」(第14回)が24日に放送され、仲間由紀恵が11代将軍・家斉(中村蒼)の母・治済役で怪演を見せると、ネット上には「今年最高のホラー」「まじで鳥肌」「新境地じゃない?」といった反響が巻き起こった。
【写真】大奥では子どもの不審死が相次ぐことに 『大奥』Season2「医療編」(第14回)場面カット
男性として将軍に就任した家斉だったが、実権は治済に握られ、政治に口を出すことは許されなかった。そんな中、治済は武女(佐藤江梨子)と接触。これまで治済の命令で数々の謀殺に加担してきた武女だったが、治済から老中・松平定信(安達祐実)を暗殺するようほのめかされると、深々と頭を下げて「ご勘弁を!」と拒否。
すると治済は微笑みを浮かべながら「私はそなたを買っておったのだがの」とつぶやき、武女のこれまでの仕事ぶりを称える。かと思うと表情を一変させ、怒りをにじませながら「だが!」と声を張り上げると、一転して落ち着いた口調で「そこまでやめたいと言うなら、致し方あるまい」と応じる。その直後、家斉は武女が亡くなったことを治済から告げられる。
母・治済が強権を振るう状況を打開したい家斉は、赤面疱瘡の研究と人痘接種を再開させることを思い立つ。家斉は治済と向かい合い「人痘を再び始めませぬか?」と提案。家斉が人痘の必要性を説いていると、治済の顔から徐々に穏やかさが消え、怒りに満ちた表情になると「男が政(まつりごと)を語るではないわぁ!」と一喝。治済のあまりの剣幕に家斉は恐れをなしてしまう。
さらに第14回では、家斉の子どもたちの不審死が立て続けに発生。その裏で暗躍していた治済が、幼い子どもを手にかけようとする姿も描かれると、放送中からネット上には「怖すぎるのよ」「今年最高のホラー」「背筋が寒い」などの声が続出。
権力を意のままに操ろうとする治済を、緩急自在の演技で不気味に演じた仲間に対して、放送後も「仲間由紀恵の怪演がまじで鳥肌」「仲間由紀恵さんに震える45分だった…」といったコメントや「こんな恐ろしい演技もできるんですね…」「新境地じゃない?」などの投稿も相次いでいた。