ジェイミー・フォックス、原因不明の合併症で緊急入院後初めてのスピーチで涙「歩くことも出来ませんでした」
今年4月、病院に緊急搬送されたジェイミー・フォックス。健康危機が伝えられて以来初めて公の場でスピーチを行った。
【動画】ジェイミー・フォックス、緊急搬送からの退院後初のコメント
ジェイミーは4月、キャメロン・ディアスの復帰作としても注目の『Back in Action(原題)』を撮影していたアトランタで内科的合併症に見舞われ、地元の病院に緊急搬送。一時は深刻な容態だったと報じられた。
Peopleによると、現地時間12月4日夜、ロサンゼルスで開催されたイベント、Critics Choice Association’s Celebration of Cinema & Television:Honoring Black,Latino and AAPI Achievementsで、ジェイミーが賞を獲得。受賞スピーチで涙を見せたそうだ。
映画『The Burial(原題)』でヴァンガード賞を贈られたジェイミーは、「皆さんに感謝します。大変なことを経験しました。いくつもです」と述べ、「これはすごいことです。6か月前には不可能でした。本当に、歩くことも出来ませんでした…」と言葉を詰まらせたという。
「ここに立つことができて気分が良い。今は、一瞬一瞬を愛おしく感じています。これまでとは違います」と続け、「最悪な敵になど、近づきたくなかった。長いトンネルの中で、もうダメだと感じるのは、とても辛いものです。」と心情を吐露。
『The Burial』の関係者に感謝を述べ、「半年前には、ここに立ち、こんなことが実現するなんて思えなかった。だけど歩いて舞台に上がり、ヴァンガード賞を手にした。神に感謝します」と述べたそうだ。
病状について、詳しい状況は明らかにされていないが、ジェイミーは7月にインスタグラムを更新し、自身の口で回復をアピール。「失明したという声があるが、ご覧の通り目は大丈夫。身体に麻痺が残ったとの声もあったが、麻痺もない」と話し、「地獄を見たけれど戻ってきた。回復の過程には障害もあったが、戻って来られた。そして仕事も出来るようになった」とファンに報告していた。