2023年最も公務を行ったハードワーキングな王室メンバーは?
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チャールズ国王の戴冠式や、国賓を招いての晩餐会など、今年も数多くのイベントを開催。また、ヘンリー王子夫妻との確執が取り沙汰されるなど、今年も話題が盛りだくさんだった英王室。2023年、最も沢山公務を行った王室メンバーが明らかになったが、栄冠を手にしたのは、ここ数年このリストのトップに君臨している王女だった。
【写真】軍服姿のアン王女 エリザベス女王の国葬にて
Peopleによると、この度The TelegraphがCourt Circularを基に集計を行ったそう。すると、チャールズ国王の妹で、エリザベス女王の一人娘、73歳のアン王女がトップに。今年1年で457もの公務を行ったといい、平均して週に12から14ものイベントに参加したそうだ。
次点となったのは、今年戴冠したばかりのチャールズ国王で、425回と続く。2人は昨年も1位と2位に付けていたが、昨年はそれぞれ、214回と181回で、コロナ禍が明け、飛躍的に増えたようだ。
これに続くのは、2人の弟エドワード王子で297回。そしてカミラ王妃の233回、エドワード王子の妻ソフィー妃の219回と続く。ウィリアム皇太子は、女王のいとこグロスター公リチャード王子と同じ172回で第6位。キャサリン皇太子妃は128回でそれに続く。皇太子夫妻は、10歳のジョージ王子と8歳のシャーロット王女、5歳のルイ王子の子育ての真最中で、公務と育児を両立しているために、回数が多くなかったとみられる。
アン王女はこれまでも公務を数多く行っていることで知られ、昨年、一昨年もエリザベス女王やチャールズ国王(当時皇太子)を抑え第1位だった。昨年エリザベス女王が逝去した際は、亡くなったスコットランドのバルモラル城からロンドンまで、棺を移す旅程に付き添ったほか、葬儀では女性で唯一棺を運ぶ葬列にも参加。今年5月の戴冠式でも、パレードで王室メンバーとしてただ一人馬に騎乗し、約6000人の軍列の先頭に立つなど、注目を集めた。