松村北斗×上白石萌音『夜明けのすべて』“同士のような特別な関係”写し出す場面写真公開
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SixTONESの松村北斗と上白石萌音がダブル主演する映画『夜明けのすべて』より、山添くん(松村)と藤沢さん(上白石)が互いに心を開いていく、同士のような特別な関係を写し出す場面写真が解禁された。
【写真】PMSとパニック障害を抱えた“同士”のような2人 映画『夜明けのすべて』場面写真
本作は、『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこによる同名小説の映画化。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村と上白石が映画初共演&ダブル主演を務め、同僚役で最高の理解者となる特別な関係性を演じる。監督を務めるのは、『ケイコ 目を澄ませて』で国内外から高い評価を得た三宅唱。
PMS(月経前症候群)とパニック障害、それぞれ生きづらさを抱えた者同士が交流し、少しずつお互いの殻を溶かし合っていく姿を描く本作。人と人の繋がりを題材に紡がれる優しい物語で多くの読者の心を掴んだ原作に、映画オリジナルの要素を加え、彼らの見つめる日常の美しさや季節の移ろいを16mmフィルムでとらえている。
この度、解禁となったのは、山添くん(松村)と藤沢さん(上白石)が、友達でも恋人でもなく、同士のような特別な関係になるまでの変化を捉えた場面写真。黙々と仕事をする山添くんに藤沢さんが差し入れのお菓子を渡す一幕では、職場で周囲とコミュニケーションを取らず殻に閉じこもる山添くんと、常に周りを気にかけている藤沢さんの温度差が感じられる。
発作が起きた山添くんを心配し、藤沢さんがいきなり家に押し掛ける場面では、山添くんは突拍子もない藤沢さんの行動に驚くが、このときの会話をきかっけに彼女が抱える生きづらさを知ることに。そして、2人は日常の交流を通して徐々に心を開いていき、共同作業で一つの仕事を担当することになる。隣に座り仕事に取り組む様子からは、お互いが遠慮のないありのままの姿でありながら協力し合う、そんな特別な絆が感じられる。
原作者の瀬尾は本作に対し、「何よりも温かな心地のいい作品だと思いました。無理に盛り上げたような大げさな部分が一切なくそっと心に寄り添ってくれるような映画で、それでいてひきつけられる作品でした。漂う空気は原作と似ていると思います。主人公たちの真面目でひたむきなのにどうにもできない気持ちがあり、それなのに、その2人のやり取りがどこかおもしろくいつまでも聞いていたくなる雰囲気などは共通しているかなと」と太鼓判を押す。
また、公開に先駆け、全国の書店員限定で行われた試写会でも絶賛の声が続々と寄せられた。
「間違いなく今年のベストムービー。もしかしたら数年単位でもベストかも。本当に疲れきって何もかも嫌になって観たくない読みたくない、そんなときでもその心にそっと寄り添ってくれるような作品。「明日はきっといい日になる」なんて超プラス思考にならなくてもいい、ただほんのすこしの”夜明け”が見られれば人は生きていけるのかも」(Sさん/三省堂書店有楽町店)。
「陽の光や木々のゆらめきはもちろん、夜の闇までもあたたかさや柔らかさを感じられる物語でした。本屋大賞の一次投票で投票したぐらい大好きな作品だったのでその世界観が壊されずに映像化されていたことが嬉しかったです」(藤田さん/ジュンク堂書店奈良店)。
「小説の良いところそのままのとてもとても素敵な作品でした。クスクス笑えるシーンや心にしみるセリフがたくさんあって観終わったあとは心が軽くなった気がしました」(井上さん/水嶋書房くずはモール店)。
いち早く原作の素晴らしさを評価した書店員の鑑賞後の満足度は、驚異の95%。他にも三宅監督と撮影の月永雄太による圧倒的な映像美を絶賛する声や、原作からイメージ通りの山添くん(松村)、藤沢さん(上白石)の姿を自分事としてじんわりと受け止める声も。
映画『夜明けのすべて』は、2024年2月9日より劇場公開。
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