山崎賢人、串だんごを見ると、玉木宏に串で刺されるシーンを「思い出します」
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累計発行部数2600万部超の大人気マンガを実写化した「ゴールデンカムイ」の完成報告会見が行なわれ、主演の山崎賢人をはじめ、山田杏奈、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、玉木宏、久保茂昭監督、松橋真三プロデューサーが出席。過酷なアクションの撮影などについて語った。
【写真】山崎賢人、山田杏奈、玉木宏ら豪華キャストが集結!
明治末期の北海道を舞台に、日露戦争の英雄である“不死身の杉元”、アイヌの少女のアシリパ、陸軍の兵士らが莫大なアイヌの埋蔵金争奪戦を繰り広げる本作。会見の冒頭、原作者の野田サトルからの、完成した映画への賛辞を込めたメッセージがイラスト付きでスクリーンに映し出された。
杉元を演じた山崎は現場でも原作者の野田と顔を合わせたことを明かし、「その時も『いろいろ言われたりすると思うけど、僕は味方です』と言っていただけて、安心したし背中を押されました」と感謝の思いを口にする。松橋プロデューサーは野田から「本質的に山崎くんが杉元と似ているところがある」と言われたことを明かし、「それは、カッコよくて強いということだけでなく心根、人間の本質が強くて優しく、多くのことを語らずに行動で示すというところじゃないかと推測します」と指摘。山崎は「不死身の部分かと思いました」と冗談めかしつつ「多くは語らないようにしますが(笑)、嬉しいです」と笑みを浮かべた。
これまでにも「キングダム」シリーズなどで激しいアクションは経験済みの山崎でさえ、初めて体験するタイプのアクションがあったそう。山崎は「約10キロ増やしました」と増量して撮影に臨んだことを明かす。雪の中で馬ぞりに引きずられるシーンも実際に山崎が演じており、久保監督は「普通は合成とかするシーンでも、賢人くんは挑戦してくれるので、スタッフの甘えとリスペクトもあってやってもらいました」と申し訳なさそうに語る。山崎は「楽しかったです。人生で馬車に引きずられることもないので」とあっけらかんと語り“不死身”っぷりをうかがわせた。
玉木が演じる鶴見中尉と杉元は、金塊を巡り死闘を繰り広げるが、山崎は鶴見との対峙シーンをふり返り「ゾクゾクしました」と明かす。原作にも登場する、杉元が鶴見に串で刺されるシーンもしっかり再現されており、玉木は「さっき(控室に)用意されていた弁当に、串だんごがありまして、狙っているのかと…(笑)」と語り、山崎も「だんごを見たら、(刺されたシーンを)思い出します」と苦笑を浮かべていた。
映画『ゴールデンカムイ』は2024年1月19日公開。
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
※柳俊太郎の「柳」は、「木・タ・卩」が正式表記
※アシリパの「リ」は小文字が正式表記