『ホーム・アローン』の家、現在の価値に驚き!
1990年の大ヒットコメディ映画『ホーム・アローン』。8歳の少年ケビンがクリスマスに一人自宅に残されてしまい、おもちゃや家電などを駆使して泥棒を撃退しようと奮闘する本作だが、舞台となった自宅の今の資産価値を計算すると、オドロキの数字になっているようだ。
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Looperによると、マカリスター家があるのは、米イリノイ州ウィネットカ。同地はアメリカでも最も裕福な高級住宅地として知られるそうだが、本作の舞台となるマカリスター家は、泥棒に狙われるだけあって、子だくさんのマカリスター家が兄一家を迎えるに十分な広さを誇り、ケビンが追いやられた屋根裏も申し分ないほど広く、地下室や素敵な庭もある。同サイトでは6部屋はあると見積もっている。
シアトルを拠点にする不動産の専門家トレイ・ダナの計算では、不動産価格が年4.1%上昇しているとして、1990年当時、マカリスター家は62万ドル(約8822万円)ほどの資産価値があったとみられる。そして現在同程度の物件を購入するとなると、価格は230万ドル(約3億2726万円)にも上ると言い、1990年当時の4倍近くになっている計算だ。
ちなみに、『ホーム・アローン』で使用された家は、2012年に160万ドル(約2億2763万円)で売りに出されたとChicago Tribuneが報じており、昨年のクリスマスには、特別にAirbnb で貸しに出されていたそう。本作は、公開から30年経つ今も、クリスマスに欠かせない作品として君臨しているので、もしかするとこの先も、マカリスター邸に泊まるチャンスがあるかもしれない。