『M-1』新チャンピオン・令和ロマン、激闘繰り広げた盟友・ヤーレンズへの思い明かす
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お笑いコンビ・令和ロマン(高比良くるま/松井ケムリ)が24日に開催された『M-1グランプリ2023』で優勝し、第19代チャンピオンとして優勝者記者会見に出席。ツーマンライブを行ってきた盟友で、最終決戦で接戦を繰り広げたヤーレンズへの思いを語った。
【写真】令和ロマン・高比良くるま、優勝記者会見で歓喜のジャンプ!
『M-1グランプリ』は、プロ・アマ問わず結成15年以内(2008年1月1日以降)の漫才師が出場する漫才の頂上決戦。決勝には真空ジェシカ、令和ロマン、ダンビラムーチョ、くらげ、モグライダー、ヤーレンズ、マユリカ、さや香、カベポスター、そして敗者復活戦から勝ち上がったシシガシラの全10組が駒を進めた。そして最終決戦には、さや香、ヤーレンズ、令和ロマンの3組が進出し、令和ロマンは4票、ヤーレンズは3票を集め、令和ロマンが激闘を制した。
高比良は「嬉しいです。非常に嬉しいです」「僕らが生き残っちゃったので、逆にその責任は果たさなきゃなっていうのは思っていたので」とコメント。NHK新人お笑い大賞優勝後については、コロナ禍もあって同期が辞めてしまったと言い「その分も頑張んなきゃなっていうのは思っていましたよ。僕らはギリギリ食えてたっていうか」と振り返った。
一方の松井は「ヨネダ2000とか、去年決勝に進んだ同期なので。同期から、6年目で2組決勝に行くってかなりすごいことなので。少しでも箔の付いた同期にできるように。そういう思いはありましたね」と明かしていた。
事前に賞金は全て高比良に渡すと発言していた松井は「どうせそうならないだろうなと思って僕は『1000万全部あげる』って言ったんですよ。その賭けに負けた僕が悪いので、1000万全部あげます」と公言。これに驚いた高比良は、当日に競馬で100万円負けていたことを告白し「体からどんどん温度が消えていきまして。そのおかげで優勝できたと言っても過言じゃないですよ。だから無事この賞金900万を持って帰りたいと思います」と語って会場を沸かせた。
その後、改めてヤーレンズに対する思いを聞かれた高比良は「ヤーレンズさんがウケているときに、めっちゃ感動しましたね」としみじみ。ヤーレンズへのメッセージを求められると「『頂で待つ』。それだけです」と答えて会場を沸かせ「来年もツーマンやります。やるし、本当に怒られなかったら出たいので。M-1自体は」と盟友への思いを明かしながら、連覇への意欲を示していた。
※高比良くるまの「高」は“はしごだか”が正式表記