高良健吾、20年前と変わらないところを告白「いまだに現場に慣れずに緊張」
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俳優の高良健吾が16日、都内で行われた映画『罪と悪』完成披露舞台あいさつに共演の大東駿介、石田卓也、齊藤勇起監督と共に出席。20年前と変わらないことを明かした。
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本作は、罪の真実と正義の在り方を問う本格ノワールミステリー。ある日、14歳の正樹が殺された。そして同級生の1人の少年が犯人を殺し、殺害現場となった家に火を放つ。20年間の沈黙を経て、罪を背負った幼なじみ3人は再会するが、あの時と同じ場所でまた少年が殺される。その街で一体何が起こっているのかー。
高良は撮影に関して「とにかくみんなでこの作品や与えられた役に必死に向き合った」と回顧。答えが見つからないときは大東と石田の顔を見て何かをもらっていたと振り返り「自分が困ったときや不安なときに、目の前にいる人から何かをもらえて、そこから答えを導き出すという経験はなかなかなかった。ここに立ててこれから公開されていくということ、すごく感無量です。うれしいです」と喜びを口にした。
高良、大東、石田はほぼ同世代。高良について石田は、出会った頃からは変化があったと話し、「優しくなりました。見た目がすごくキリッとしてるじゃないですか。でも実際は本当にすごい優しくて。その優しさが増してました」とほほ笑んだ。また、大東は「同じ時代を生きたと言いつつ、高良くんは10代の頃から強く光を放ってた」と告白。「10代の頃から異質な輝きを放ってたので、それはいまだにそうだなと思います」と語った。
作品にちなみ、20年前の自分と変わっていないことを聞かれると、高良は「三人とも共通してると思うんですけど、変わらない部分でいったらみんないまだに現場に慣れずに緊張してましたよね」と回答。「三人で芝居するときも、みんな全然こなれてない。みんないまだに緊張してドキドキしながらそわそわしながら本番前に待ってるのを見ると『うわ~好き~』って」と笑い「みんな変わらずに現場に対して緊張感があって」と明かしていた。
映画『罪と悪』は、2月2日より公開。