高良健吾、佐藤浩市、椎名桔平ら、実力派俳優がさまざまな“悪”を演じ切る! 映画『罪と悪』本予告解禁
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高良健吾が主演する映画『罪と悪』より、本予告と本ビジュアルが解禁された。高良、佐藤浩市、椎名桔平ら日本映画界を代表する実力派俳優がさまざまな「悪」を演じ切る姿が描かれている。
【動画】20年前と現在をつなぐ2つの殺人事件の真相とは―高良健吾主演『罪と悪』本予告
齊藤勇起監督がオリジナル脚本で描く本作は、罪の真実と正義の在り方を問う本格ノワールミステリー。
ある日、13歳の正樹が殺された。そして同級生の1人の少年が犯人を殺し、殺害現場となった家に火を放つ―。20年間の沈黙を経て、罪を背負った幼なじみ3人は再会するが、あの時と同じ場所でまた少年が殺される。その街でいったい何が起こっているのか―。
主演の高良健吾は、すさんだ家庭環境に育ち、現在は地元の不良たちを集めて闇の仕事も請け負う会社を経営する社長・春を演じる。春と同じく罪を背負いながらも、過去の秘密を隠し大人になった幼なじみには、警察官の家庭に育ち自らも捜査一課の刑事となるが、父の死をきっかけにこの街に戻ってくる晃を大東駿介、家業の農業を継ぎ現在は引きこもりになってしまった双子の弟・直哉の面倒も見ている朔を石田卓也。
また、街を牛耳る白山會の傘下である清水組組長・清水を村上淳、その白山會の会長・笠原を佐藤浩市、晃と同じ警察署の先輩刑事・佐藤を椎名桔平が演じる。
本予告は、物語の始まりとなる田舎町で起きた不可解な殺人事件と、春・晃・朔3人の友情を奪った20年前の未解決事件が重なり合うシーンから始まる。高良演じる“闇の仕事も請け負う”春、大東演じる“正義を追う刑事”晃、石田演じる“暗い過去を背負う”朔の3人が、それぞれの立場から事件に関わっていく様子が描かれる。
「洗いざらい話すしかない。過去に何があったのか―」という晃の言葉を皮切りに、彼らの人生を狂わせたこの街の不条理に向き合っていく3人。晃につかみかかる警察署の先輩刑事・佐藤(椎名)、「なかったことにはならねえからな」という街を牛耳る白山會の会長・笠原(佐藤)、春ににらみをきかせる白山會の傘下である清水組 組長・清水(村上)も登場し、白熱した演技を見せている。数々の“悪”が描写されていく中、「その罪は悪と言えるのか―?」を観客に問いかけ、映像は終わる。
本ビジュアルでは、「大切なものを守るため罪を犯し、大切なものを守るため悪人になった」と、それぞれ苦悶(くもん)する表情の春・晃・朔3人の写真がひとつの炎に包まれており、20年の時を経てつながっていく3人の運命の行方が気になるビジュアルとなっている。
映画『罪と悪』は、2024年2月2日より公開。