キラキラ輝くドレスが人気! <第96回アカデミー賞>レッドカーペットを彩った装いをチェック
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第96回アカデミー賞授賞式が米ロサンゼルスのドルビー・シアターで11日(日本時間)に開催。アニャ・テイラー=ジョイ、フローレンス・ピュー、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン、ルピタ・ニョンゴ、グレタ・リー、ビリー・アイリッシュら豪華セレブがレッドカーペットを彩った。今年はキラキラときらめくドレスが人気だった印象。多くのセレブの中で輝きを放っていたルックをピックアップして紹介!
【写真】アニャ・テイラー=ジョイ、もはや女神! うっとりするドレスが集結した<第96回アカデミー賞>ルック一覧
プレゼンターとして出席したアニャ・テイラー=ジョイは、自身がアンバサダーを務める「ディオール」のシルバーグレーのドレスで登場。幾重にも重なる花びらのようなボリュームのあるスカートが印象的。サンドロ・ボッティチェッリの絵画「ヴィーナスの誕生」にインスパイアされているという。ドレスに負けないくらい美しく輝くダウンスタイルの髪もステキ。
作品賞含む7部門を受賞した映画『オッペンハイマー』チームとして参加したフローレンス・ピューが着用したのは「デルコア」のシルバーのコルセットドレス。水滴のようなデザインが施された透け感のあるコルセットに、シルクのような光沢のスカートを合わせた。ユニークなのが、コルセットのストラップ部分が肩から浮いていること。同じく授賞式に出席したエミリー・ブラントのドレスも肩の部分が浮いたデザインになっており、「なぜなのか」とネットで話題になっている。
キラキラ輝くドレスのほかに、今年はマーメイドドレスのような体のラインを魅せるドレスも多かった。プレゼンターのルピタ・ニョンゴは「アルマーニ プリヴェ」のアイスブルーのドレスで登場。輝くビーズが全面に施されているゴージャスなドレスだが、ウエストとすそのファーがドリーミーな印象を加えている。E! News特派員のザンナ・ラッシによると、『それでも夜は明ける』で初ノミネート&初受賞を果たした第86回アカデミー賞で着ていたドレスにインスパイアされているそうだ。
そのほか、マーゴット・ロビー、ミシェル・ヨー、ゼンデイヤ、アメリカ・フェレーラ、グレタ・ガーウィグらも輝きを放つ&ボディライン際立つドレスをまとっていた。
『パスト ライブス/再会』チームとして参加したグレタ・リーは、「ロエベ」のホルターネックドレスで登場。まるでグレタのために作られたかのようなシルエットで、さらに「ティファニー」のジュエリーがスタイルを格上げする。今年のアワードシーズンのグレタのルックはどれも素晴らしく、常に称賛の声が上がっていた。
『バービー』のサウンドトラック「What Was I Made For?」で兄フィニアス・オコネルと歌曲賞に輝いたビリー・アイリッシュは、スクールガール風の装いで登場。黒いブレザーにツイードのスカートを合わせ、「シャネル」のハンドバッグを添えたクラシカルなスタイルだ。ジャケットには、イスラエルとパレスチナで起きている人道的危機を受けて集まったアーティストと支援者による団体「Artists 4 Ceasefire」のピンバッジも。
最後はドレスに関するハプニングを紹介。『哀れなるものたち』で主演女優賞に輝いたものの、受賞スピーチで「ドレスが壊れた」と報告したのがエマ・ストーン。着用していた「ルイ・ヴィトン」のミントカラーのペプラムドレスは高級感と遊び心を兼ね備えており、エマが演じたベラ・バクスターのファッションを想起させる。さてそんなステキなドレスは、ライアン・ゴズリングによる『バービー』の楽曲「I’m Just Ken」のパフォーマンス中に壊れてしまったそう。パフォーマンス中はライアンがエマにマイクを向けるという『ラ・ラ・ランド』ファンにはたまらない瞬間もあったが、ノリノリになったゆえにファスナーが壊れることになった。ちなみに授賞式後のインタビューではすぐに縫い合わせてもらったそうで、エマはうれしそうな表情を浮かべていた。