アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞『マリウポリの20日間』4.26日本公開決定 予告&場面写真到着
■ミスティスラフ・チェルノフ(監督)
この作品はウクライナ映画史上初めてアカデミー賞を受賞しました。しかし、おそらく私はこの壇上で、この映画が作られなければ良かった、などと言う最初の監督になるだろう。このオスカー像を、ロシアがウクライナを攻撃しない、私たちの街を占領しない姿と交換できれば、と願っています。
ロシアは私の同胞であるウクライナ人を何万人も殺している。私は、彼らがすべての人質たち、国を守るために戦うすべての兵士たち、刑務所にいるすべての民間人たちを解放することを願っています。
しかし、歴史を変えることはできません。過去を変えることもできません。私はあなた方に、世界で最も才能のあるあなた方に呼びかけます。私たちは、歴史を正しく記録し、真実を明らかにし、マリウポリの人々や、命を捧げた人々が決して忘れ去られないようにすることができます。なぜなら、映画は記憶を形成し、記憶は歴史を形成するからです。
■海外レビュー
「極めて重要。容赦のない、いま最も重要なドキュメンタリー」(ニューヨーク・タイムズ)
「奇跡的な偉業」(ハーパーズ バザー)
「戦闘地域での生活を記録することの影響力、必要性、そして損害を痛ましくも証明している」(ローリングストーン)
「この包囲戦が世界を震撼させた理由、そして今なお危機に瀕しているものについて、残忍かつ必然的に、胸を揺さぶるように思い起こさせる」(ロサンゼルス・タイムズ)
「胸を打ち…心奪われる。ロシアによるウクライナに対する戦争の真の代償にひるまずに目を向けている」(インディワイヤー)
「生涯で最も力強いドキュメンタリーの1つになるだろう」(ザ・サン)
「最も影響力があり痛烈なドキュメンタリー映画」(ザ・タイムズ)
「大胆にも最前線から歴史を目撃している…ミッチェル・マイズナーは映像を編集し注目すべき出来事と悲痛な瞬間でいっぱいの物語を作り出すというすばらしい仕事をした」(スクリーン・デイリー)
「信じられないほどの、忘れられない視聴体験…『マリウポリの20日間』をサンダンスで最も重要な映画の1つと呼ぶことはこの作品を過小評価することだ」(RogerEbert.com)
「息を呑むほど素晴らしい作品。目が離せない映画的体験を提供するだけではなく、純粋なジャーナリズムというものを定義するのにも役立つ作品だ」(ポイントオブビュー・マガジン)
「惹きつけられる。包囲下の市民の顕著な緊急の記録」(バラエティー)
「ジャーナリズムと映画の世界を組み合わせることで実際にどれほど心を動かすことができるかを証明する、挑発的かつ感情に衝撃を与える作品」(クライテリオンキャスト)
「包囲下の生活の黙示録的な日記…もうTVニュースを今までと同じようには見られなくなる」(ロサンゼルス・タイムズ)
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