杉野遥亮主演『磯部磯兵衛物語』、鈴木福・長濱ねる・檀れいら“クセ強”なメインキャスト解禁
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杉野遥亮が主演するドラマ『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』(WOWOW)のメインキャストが発表され、鈴木福、長濱ねる、津田寛治、マキタスポーツ、三宅弘城、檀れいの出演が明らかになった。
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原作は、2013年~2017年に「週刊少年ジャンプ」で連載された仲間りょうによる同名のギャグ漫画。立派な武士を目指して日々精進すると言いながら、努力しない武士校生・磯部磯兵衛のぐうたらで突っ込みどころ満載な日常を描く物語。
主人公・磯兵衛役は杉野遥亮。脚本・監督はドラマ『小河ドラマ徳川☆家康』、舞台『ドクター皆川~手術成功5秒前~』などの細川徹が手掛ける。撮影は東映京都撮影所で行われ、時代劇の常識を破壊する限界に挑戦。真面目にふざけたドラマがここに誕生した。
このたび、メインキャスト6人が解禁。鈴木福が演じるのは、磯兵衛の親友であり武士校同級生の中島襄役。だらしない磯兵衛の一番の理解者であり、マニュアル人間のような生真面目さで支える。そして、磯兵衛がよく立ち寄る団子屋の看板娘役には長濱ねる。笑顔と愛想を振りまく常連客のマドンナ的な存在で、磯兵衛も簡単に虜になる。
江戸きっての天才発明家・平賀源内役は津田寛治。ものすごい発明をしても磯兵衛があまりにも興味を持たないため、なんとかして磯兵衛に認められようと躍起になる。磯兵衛を目の敵にする凄腕の浪人・志賀大八役にはマキタスポーツ。大八は思い込みが激しく、磯兵衛がそんな気がないにもかかわらずライバル視するが、なんやかんやあって毎回磯兵衛との闘いに負ける。
三宅弘城が演じるのは伝説の二刀流の剣豪・宮本武蔵。ただし幽霊。よく磯兵衛の部屋で彷徨っている。磯兵衛の自堕落な生活にツッコミを入れまくるが幽霊なので基本的に無視される。また、本作史上最強クラスの超人的能力を持つ磯兵衛の母・母上役には檀れい。息子を一心不乱に溺愛するこの母上が、本作のコメディと驚きの緩急を際立たせる最強のスパイスとなっている。
出演にあたり、鈴木は「中学の時に、『処す』と言いまくる同級生がいて、大学の先輩との会話にも出てきた『磯部磯兵衛物語』に出演できて、とても嬉しかったです!」とし、以前から原作を愛読していたという長濱は「まさか、看板娘として磯兵衛の世界に飛び込めるとは夢にも思いませんでした」と語る。
マキタスポーツは「見どころは、なんと言っても杉野くんが演じる、磯兵衛の自堕落ぶり。大八の漲るやる気とテンションが合わないまま、のらりくらりする姿はどこか魅力的です」、津田は「撮影の合間、杉野君が江戸の町の軒下でダルそうにスマホを操作していた姿はまさに磯兵衛そのもので、それを見たとき、実写化が難しそうなこの漫画も上手いことドラマになるぞと確信しました」とそれぞれコメント。
三宅は「バカバカしくて、くだらなくて、どうでもよくて、みんなどこかダメダメで、もう力が抜けちゃう(全部褒め言葉)。そんな素晴らしくて面白いドラマです。みーんなキュートです。たまらんです。終始ニヤニヤしながら観ていました」と振り返り、檀は「磯兵衛と個性豊かなキャラクター達が織りなす、平凡な日常に生まれるシュールな笑い! この閉塞感のある現代において、立ち止まって肩の力を抜いてもいいんだと思わせてくれるようなドラマだと思います」とメッセージを寄せた。
なお、併せて公開されたキャラクタービジュアルは、原作の人物造形を意識した脱力感と抜け感のある、本作らしいルックとなっている。
連続ドラマW‐30『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』は、WOWOWにて7月放送・配信スタート(全10話)。
※キャストのコメント全文は以下の通り。