『ミッシング』吉田恵輔監督、石原さとみの印象に変化 「自分の作品とは合わない」→気付いたらファンに
出産後1年9ヵ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、 『空白』『愛しのアイリーン』『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった映画『ミッシング』が5月17日に公開される。石原が演じるのは、ある日突然いなくなった幼い娘の帰りを懸命に待ち望みながらも、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される母親・沙織里。監督の吉田は、石原の当初の印象について「華がありすぎて自分の作品とは合わない」と感じていたそうだが、撮影を重ねるうちに、気が付いたら石原のファンになっていたという。本稿では石原のみならず吉田にとっても非常に挑戦的となった撮影現場の様子に迫る。

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