永瀬廉&上川隆也、『東京タワー』第2話で再共演! 上川「また違った一面を見せていただきました」
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■上川隆也
限られた出演になってしまったのは実に残念でしたが、お声がけいただけたことは本当にうれしかったという言葉に尽きます。
――永瀬廉さんとの共演、印象はいかがでしたか?
永瀬廉さんと1年前に『ラストマン-全盲の捜査官-』でご一緒した際は、確執を間に挟んだ親子関係を繊細に演じていらっしゃったのが印象的でしたが、薄氷を踏む様な想いで許されぬ恋に落ちて行く青年と云う今回の役柄では、佇まいに憂いを纏わせつつ、揺れる気持ちを扱いあぐねている感情を細やかに表現していく姿に、また違った一面を見せていただきました。
――写真展を開くほどの人気写真家・本多高志を演じられていかがでしたか?
恐らく透は、本多のことを深く心に刻むことはないでしょう。しかし、彼の撮った詩史の写真の事は一生忘れない筈です。いつか透があの一枚を思い出す時に同時再生されるであろう本多の一言が、意味のある物になるよう演じました。
――東京タワーの思い出やエピソードなどはありますか?
仕事柄、地方や海外で長く過ごすことがありますが、それを終えて「帰ってきた」と思わせてくれるのはいつも、車窓や機内から見る東京タワーの姿です。とあるドラマの最終回のラストカット。財前直見さんと二人で、今は『トップデッキ』と呼ばれているかつての特別展望台の屋根に上がり乾杯を交わした撮影は、今でも素晴らしい想い出です。