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『虎に翼』“寅子”伊藤沙莉、祝賀会での“怒りのスピーチ”に共感続々「こんな言葉が聞きたかった」

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連続テレビ小説『虎に翼』第30回より
連続テレビ小説『虎に翼』第30回より(C)NHK

 伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第6週「女の一念、岩をも通す?」(第30回)が10日に放送され、寅子(伊藤)が祝賀会で“怒りのスピーチ”を披露すると、ネット上には「こんな言葉が聞きたかった」「朝から号泣。これすごいよ」などの声が相次いだ。

【写真】きょうの『虎に翼』場面カット 寅子(伊藤沙莉)を祝福する花岡(岩田剛典)

 晴れて高等試験に合格した寅子(伊藤沙莉)。女性の合格者が3人出たことで、廃部寸前だった明律大学女子部は息を吹き返す。初の女性弁護士誕生と新聞が大々的に報じ、大学では祝賀会が開かれることも決まる。

 ある日、口述試験に落ちたよね(土居志央梨)が寅子のもとを訪れる。寅子はよねから、口述試験の中で試験官から服装について揶揄され、怒って反論したことを聞かされる。

 後日、催された祝賀会の席で、記者が寅子たちを「日本で一番優秀なご婦人方」と称え「男性でも難しい高等試験に合格したのですから」と話す。これに寅子は「自分がこの国で一番優秀だとは全く思えません」と断言。志なかばで試験を受けることを断念せざるを得なかった仲間のことや、そもそも“学ぶ”という選択肢を持てなかった女性たちのことを思いながら「今、合格してからずっとモヤモヤとしていたものの答えがわかりました」と切り出す。

 寅子は「私たち、すっごく怒っているんです」と言い、男性と同じ試験を受けているにも関わらず、女性が裁判官や検事になれない現状を指摘。そして「生い立ちや信念や格好で切り捨てられたりしない、男か女かでふるいにかけられない社会になることを私は心から願います」と言い切る。

 「いや、みんなでしませんか? しましょうよ!」と会場の男性たちに呼びかける寅子の姿が映し出されると、ネット上には「私はこんな言葉が聞きたかった。ありがとう寅ちゃん。私も怒ってるよ」「みんなでよくしましょう!ほんとみんなで良くしていきたい」といった投稿や「寅子のスピーチ聴いてたら自然と涙出てきた」「朝から号泣。これすごいよ、現代社会に言ってるよ」などのコメントが集まっていた。

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