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乃木坂46・山下美月が卒業 約8年間の活動に感謝「アイドルになれたから、私は生きてこられた」

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「生まれ変わってもアイドルになりたい」

 山下の思いが詰め込まれた本編が終わるとアンコールへ。星座や月の模様が施されている純白のドレスに着替えた山下が、グループ加入から約8年間の思いを語る。スタッフや、きょうの公演も見てきてくれているという両親への感謝の思いを伝えると、「1番に感謝を伝えたいのはファンの皆さんです」と話した山下。「アイドルとしての私はきっと、自分で言うのはなんだけど、強かったと思うし、一人の人間としてはめちゃくちゃ弱かったと思う。少しお休みを頂くんですけど、これからもまた皆さんにお会いする機会も絶対に作るし、安心して応援できるような存在であり続けたいと思うので、どうかこれからもずっと見守ってくださったらうれしいです」と語った。

 さらに、これまでのアイドル活動を振り返り、「アイドルって大変なお仕事だって思われてる方も多くて、それは私たちを応援してくださっているファンの皆さんも感じていらっしゃるのかなと思います」と前置きした上で、「でもやっぱりアイドルはめちゃくちゃいい仕事だし、私にとっては救いでした。アイドルになれたから、私は生きてこられたと思うし、誰かの希望になれたらいいなと思って、毎日頑張っていました。実際には希望になれたかは分からないけど、卒業コンサートにこんなにもたくさんの方が来てくださったっていう事実だけで、私は約8年間諦めずに、“あともうちょっと”って、ここまで走ってこられて本当によかったなと思います」と感謝。「生まれ変わってもアイドルになりたいです」「出会ってくれて本当にありがとうございました」と涙ぐみながら伝えた。

 自身の言葉で思いを伝えた山下は、「私は歌が得意なタイプではないので」としながらも、自身で作詞した楽曲「夏桜」を1人でしっとりと歌い上げた。最後のMCでは各期を代表して、5期生から一ノ瀬美空、4期生から賀喜遥香、3期生から伊藤理々杏が山下へメッセージ。山下を加入前からの“推しメン”と公言してきた賀喜、公私ともに“親友”として仲の良かった伊藤は大粒の涙を流しながら、山下への溢れる思いを伝えた。

 ファンもメンバーも山下との別れを惜しむ中、最後の時が近づいてくる。ラストに披露したのは山下がセンターを務める「チャンスは平等」。山下らしい笑顔溢れるパフォーマンスでアンコールを締めくくった。他のメンバーが先にステージを後にする中、「月に帰ります」と1人、月のゴンドラに乗り込んだ山下。徐々にゴンドラが上がっていく中、「私は月に帰ってちょっとお休みをするんですけど、また地球に戻ってきて、皆さんに会いに来るので、それまで皆さんも無理をせず頑張りすぎず、自分のために生きてください」「また会えるのを楽しみにしています」と最後までファンへの感謝を伝えた山下。その姿が見えなくなった後も会場には拍手の音が鳴り響いていた。

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「乃木坂46 山下美月 卒業コンサート」5月12日公演セットリスト

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