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『夏目アラタの結婚』中川大志・丸山礼ら、死刑囚・黒島結菜に狂わされるキャスト陣解禁!

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映画『夏目アラタの結婚』に出演する(上段左から)立川志らく、中川大志、市村正親、(中段左から)柳楽優弥、黒島結菜、(下段左から)福士誠治、丸山礼、今野浩喜
映画『夏目アラタの結婚』に出演する(上段左から)立川志らく、中川大志、市村正親、(中段左から)柳楽優弥、黒島結菜、(下段左から)福士誠治、丸山礼、今野浩喜(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会

関連 :

柳楽優弥

黒島結菜

中川大志

丸山礼

立川志らく

福士誠治

今野浩喜

市村正親

 柳楽優弥と黒島結菜が共演する映画『夏目アラタの結婚』の追加キャストとして、中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、市村正親の出演が発表された。併せて特別映像が解禁となった。

【動画】日本一有名な死刑囚に狂わされてゆく! 映画『夏目アラタの結婚』特別映像

 乃木坂太郎の同名漫画を実写化する本作は、連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる獄中サスペンス。日本中を震え上がらせた連続殺人事件の遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタ役に柳楽優弥。物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役を黒島結菜が演じる。監督は堤幸彦。

 新キャストとして、事件の担当弁護士であり、真珠の無実を信じる宮前光一役を中川大志、アラタが勤める児童相談所の先輩で真珠に心酔する桃山香役を丸山礼、アラタの行動を注視する児童相談所の所長・大高利郎役を立川志らく、真珠を追い詰める検事・桜井健役を福士誠治、面会室でのやりとりを見張る刑務官・井出茂雄役を今野浩喜、控訴審の裁判長で真珠の本心を疑う神波昌治役を市村正親が演じる。

 中川大志が演じる品川真珠の弁護士・宮前光一は、二転三転する真珠の供述にほんろうされながらも、彼女の無実を信じ疾走する。

 撮影で印象に残ったシーンを聞かれると、中川は「やっぱり裁判シーンですね。僕が演じた宮前は弁護士の役だったので、裁判のシーンは一つの見せ場でした。事件の時系列を説明したり、専門的な用語がたくさんあるセリフを覚えるのは苦戦しましたし、緊張の連続でしたが、とても楽しく演じきることができました」と手ごたえを明かした。

 夏目アラタを演じた柳楽については、「柳楽さんはすごく尊敬する先輩で、大好きな役者さんなので、いつかご一緒できたらいいなとずっと思っていました。今回共演することが出来て嬉しかったですし、とても優しくてチャーミングな方なので、現場ではいつも楽しく過ごさせていただきました」と中川。

 逆に役柄が影響してか黒島とは現場ではほとんど話さなかったという中川は「黒島さんとは、死刑囚と弁護士という二人の絶妙な距離感を保ちながらお芝居していました。黒島さんが、真珠のキャラクターをどの様に成立させるか葛藤しながら、自分の中で噛み砕いて戦っている姿を見ていたので、その姿に心を動かされましたし、僕もそこにシンクロさせながら演じることができました。真珠の得体のしれないパワフルさや、周りの人たちの心をどんどんかき乱して引き込んでいく姿は魅力的ですし、僕自身も自然と引き込まれていってしまいました」と語った。

 丸山礼が演じる桃山香は、アラタの先輩の児童相談所職員。アラタの様子を心配しながらも自身も真珠と接することでほんろうされ、次第に心酔していく。

 本作が映画初出演となる丸山は、撮影を振り返って印象に残るシーンを聞かれると、「やっぱり真珠とのシーンかなって思います。本当に何回も緊張するシーンを撮らなくてはいけず、帰ってから肩がガチガチになるぐらいで、すごく大変でした。黒島さんとは同い年というのもあったので対面するときは私個人としての感情を井戸を掘るぐらいの感覚で(笑)ブシャーっと出していくようなイメージで気持ちを作っていたので、そこを楽しんでもらいたいなと(笑)」と語った。

 児童相談所の同僚として共演した柳楽については、「私からするとすごいレジェンドすぎる方なので最初どうして良いかわからず、本当に失礼なんですけど、握手を求めちゃいましたね(笑)。『握手してすみません』というところから始まったのですが、そこから、休みの日に何するのとか、流行りの写真の撮り方などの話をさせていただいて、距離が縮まっていったと思います。私は絵文字が好きなんですけど、柳楽さんはハートに炎が上がっている絵文字が好きだって言ってました(笑)。本当にいつもニコニコされていてお話ししやすく、現場では一番たくさんお話しさせていただきました」と明かした。

 市村正親が演じる神波は真珠の控訴審の裁判長。真珠の言動を懐疑的に見ながら裁判を見守る。

 裁判長という役柄について市村は、市村「僕が演じた裁判長の神波の人間性っていうのは、裏の裏のさらにもう一つ裏まで見据えているような男なのかなと。一見すると何を考えているのかわからない雰囲気の中で、奥の奥の奥をずっと見ているように感じさせるように常に意識していました」と振り返っている。

 印象に残ったシーンについて、市村は「黒島さんの演じた真珠は個性が強く、見ているこちらもあっと口が開いてしまうくらいの演技をされていてすごかったです。裁判中にキレかかってきた時の芝居は、演技なのか本気なのかわからないような感じで、近寄りたくないなと思わず思ってしまうくらいでした。そういう裁判の場面での真珠の表現の仕方が面白かったですね。決して大きくはない体の中に真珠の全てを詰めて、核をしっかり持ってきているなとひしひしと感じました」と黒島の熱演を称賛した。

 また柳楽についても、市村は「優弥は他の舞台で一緒になったことがあります。彼は子役の頃から賞を取ったりして今日までキャリアを積み続けてきたんですよね。他でも色々な良い仕事していて…実はマッサージトレーナーも一緒なんですよ。だから僕にとってはどこか息子のような感じがあり、温かい目で見守っていました」と信頼を寄せていた。

 特別映像には、新たに解禁された中川大志演じる弁護士の宮前ら新キャラクターたちが、事件を巡り品川真珠に振り回されていく様子が描かれた、緊迫の映像となっている。

 映画『夏目アラタの結婚』は、9月6日より全国公開。

映画『夏目アラタの結婚』特別映像【死刑囚に狂わされる編】

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