ジェンダーレスモデル・井手上漠、高橋ひかる主演『顔に泥を塗る』メイク監修「美容家としての第一歩」
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高橋ひかるが主演する7月13日スタートのドラマ『顔に泥を塗る』(テレビ朝日系/毎週土曜23時30分)より、メインビジュアルが解禁。併せて、ジェンダーレスモデル・井手上漠が物語の鍵となるメイクの監修を担当することが発表された。
【写真】ドラマ『顔に泥を塗る』メインビジュアルも公開!
ヨシカズの同名漫画を実写化する本作は、運命的に出会ったメイク男子に施してもらったメイクをきっかけに前に踏み出しはじめた主人公・柚原美紅(高橋)が、モラハラ男へと変ぼうした彼氏に立ち向かい、メイクの力で人生を変えていく人生逆転ラブストーリー。
メインビジュアルには、原作第1巻の書影をオマージュした主人公・美紅にふんした高橋の姿が。さらに、メイクを通して美紅に大きな影響を与えるメイク男子・高倉イヴ役の木村慧人(FANTASTICS)、メイクをきっかけにモラハラ男へと変貌する彼氏・結城悠久=通称・ハル役の西垣匠、そして美紅やハルに近づいていくがその目的は不明の鬼武柊真役の高野洸がそれぞれ、印象的なコスメと共に高橋と意味深に絡み合っている。メイクを通して人生を変えていく美紅と彼女を取り巻く関係性を表現した、危うさと美しさを感じさせるビジュアルに仕上がった。
美紅の人生を変え、イヴの自由に生きる糧であり、ハルをモラハラ男へと変ぼうさせるきっかけとなる“メイク”。今回、ジェンダーレスモデル・井手上漠が物語の鍵となるメイクの監修を担当することが明らかに。
2018年に「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でDDセルフプロデュース賞を受賞し、「可愛すぎるジュノンボーイ」で一躍注目を集めた井手上は、現在ジェンダーレスモデルとして活躍。近年ではドラマやバラエティー番組にも出演し、2022年には自身がプロデュースするジェンダーレスファッションブランド「BAAKU」を発表するなど、活躍の場を広げている。
そんな井手上は、モデルやタレント活動と並行して美容専門学校にも通い、国際メイクアップアーティスト検定1級を取得。世界的に通用するメイクのスキル生かし、本作で自身初となるメイク監修を担い、物語の世界をより華やかに彩る。井手上は、メイクに向き合う美紅やイヴの姿に自身の経験を重ね、「美紅がメイクの力を借りて自己肯定感があがっていく様子は応援したくなりますし、イヴのメイクに対する『誰かのためにするものではなく、自分を表現する方法』という考えにもとても共感できました」と語る。特にイヴを演じる木村のメイクにはこだわったそうで、「中性的でありながらも美人顔をメイクで創り上げて、木村さんの異なった魅力を創出できればと工夫した」という。「私にとって美容家としての第一歩となる今作に関わらせていただき、とてもやり甲斐を感じていますし、ご覧になっていただく皆様に楽しんでいただけるよう精進致します」と意気込む井手上。作品の随所で披露されている井手上のメイクテクにも注目だ。
なお7月13日の初回放送では、井手上が手掛けたメイクで木村の女装姿を初披露。眩しいくらいに自由に生きるイヴを、眩しいほどに艶やかなメイクの超絶ビジュアルで体現する木村の姿に期待が高まる。
■第1話あらすじ
デパートの受付で働く柚原美紅(高橋)は、同棲中のエリート弁護士の彼氏・結城悠久=通称・ハル(西垣)からナチュラルな方がいいと言われるがまま、いつも化粧は控えめ。メイクの腕も上達しないままだった。ところが、職場の先輩にはちゃんとメイクをするように指摘され、大人しい印象のためかお客様からも侮られているような気がして悩んでいた矢先、メイク男子・高倉イヴ(木村)に出会う。
キレイなメイクで颯爽と歩くイヴの姿が眩しく映り、思わず「赤い口紅、とってもお似合いです!」と声をかける美紅。女装を好奇な目で見る人もいる中、純粋に褒めてくれた美紅に好感を抱いたイヴは、メイクがうまくできないという美紅にメイクをしてあげると申し出る。真っ赤なリップのメイクを施してもらい、生まれて初めて自分のことをキレイだと思えた美紅はきっとハルも喜んでくれるはずと、ハルの帰宅を心待ちにしていた。しかし美紅の顔を見たハルの反応は予想外なものだった。ハルは洗面所に向かうと、次の瞬間、美紅の頭からクレンジングオイルをドボドボとかけだして…。
土曜ナイトドラマ『顔に泥を塗る』は、テレビ朝日系にて7月13日より毎週土曜23時30分放送。
※高橋ひかるの「高」は「はしごだか」が正式表記
井手上漠のコメント全文は以下の通り。