『虎に翼』昭和22年スタートの休暇制度にネット衝撃「そんな昔からあったの!?」「機能してない」
伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第14週「女房百日 馬二十日?」(第68回)が3日に放送され、ある休暇制度が昭和22年には法律に定められていたことが描かれると、ネット上には驚きの声が集まった。
【写真】明日の『虎に翼』場面カット 穂高(小林薫)に気まずい思いを抱える寅子(伊藤沙莉)
寅子(伊藤)は日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当。2人の間に生まれた栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親ともに親権を手放したがっていた。責任を押し付け合う姿に心を閉ざしていく栄二。寅子は栄二を救う方法を模索する。
そんなある日、月経がきて体調が悪くなり、朝起きられない寅子の姿が描かれる中、ナレーションで昭和22年(1947年)に“生理休暇”が休暇制度の1つとして労働基準法に盛り込まれていたことが明らかになると視聴者はビックリ。ネット上には「え…!生理休暇って昭和22年から制度に盛り込まれてたの…?」「こんな昔からあったことが衝撃じゃない…?」「そんな昔からあったの!?教えてくれよ〜」などの声が相次いだ。
制度として生理休暇を取得することは認められているものの、寅子は家庭裁判所の人員不足と男たちから“これだから女は”と言われたくないことを理由に、痛みに耐えて働くことにする。重い身体を引きずるように職場へ赴く寅子の姿が映し出されると、生理休暇について「休んで良いって言われても簡単に休めない」「今もほとんど使われてないじゃんか!」「令和になっても大して機能してないけどな…」といった投稿が多数寄せられていた。