『虎に翼』“花江”森田望智、“寅子”伊藤沙莉の前で怒りの涙 ネット共感「もっと言っていいぞ」
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伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第15週「女房は山の神百石の位?」(第72回)が9日に放送され、寅子(伊藤)へ怒りを爆発させる花江(森田望智)の姿が描かれると、ネット上には「もっと言っていいぞ」「そりゃ怒るし泣きたくもなる」などの共感が寄せられた。
【写真】明日の『虎に翼』場面カット 深刻な表情の寅子(伊藤沙莉)
帰国後も大忙しの寅子はラジオ番組に出演。女性の社会進出についてはっきりと考えを述べる寅子は「家庭裁判所の母」と呼ばれ順風満帆。そんな中、寅子は突然、新潟への異動を命じられる。帰宅後、この事実を弟の直明(三山凌輝)と花江に伝える寅子。花江はため息まじりに「お仕事なら仕方ないわよ…」とつぶやき「引越しの準備も始めないとね」とポツリ。
「そのことなんだけど…」と切り出した寅子は、自身の娘・優未(竹澤咲子)だけを新潟へ連れて行くと話す。この考えに直明は、慣れない土地で優未に寂しい思いをさせかねないと反対する。
寅子が「優未は私の子供だもの。置いていくわけにはいかないわ」と話すと、花江は疲れた様子で「寅ちゃんは何にも見えてない」と言うと「優未は置いてって」とキッパリ。続けて「どうぞ寅ちゃんは新潟でお仕事に専念なさってちょうだい」と語ると、寅子は思わず「何を怒ってるの? 言いたいことがあるなら言ってよ」と返す。
これに花江の怒りが爆発。「言ったって仕方がないでしょう!」と声を荒げると「そう思わせてきたのは寅ちゃんよ…」訴える。寅子の怒りにも火が付き「こっちは家族のために毎日必死で休まず働いてるのに!」と応戦すると、花江は「そういう態度よ! そんなふうに家族に目を向けられないくらいまで、頑張ってくれなんて私、頼んでない!」と告げる。
花江は、優未が寅子の前で“いい子のふり”をしていることも打ち明け、怒りのあまり涙をこぼす。この展開に、ネット上には「花江ちゃん、よく言った!」「もっと言っていいぞ」「そりゃ怒るし泣きたくもなる」といった声や「夫婦の修羅場?!」「家庭を顧みない夫と陰で泣いている妻の構図」などの反響が相次いでいた。