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キー・ホイ・クァン、『グーニーズ』の撮影は“子どもにとって夢のようだった”

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キー・ホイ・クァン、『グーニーズ』の思い出を振り返る「子どもの夢のようだった」
キー・ホイ・クァン、『グーニーズ』の思い出を振り返る「子どもの夢のようだった」 (C)A.M.P.A.S.

 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でオスカーを受賞したキー・ホイ・クァン。この度、子役として出演した『グーニーズ』の思い出を振り返り、撮影はまるで子供の夢のようだったと語った。

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 1984年に公開されたハリソン・フォード主演の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で映画デビューを果たし、『グーニーズ』に出演するなど子役としてブレイクしたキーが、7月15日公開のポッドキャスト「Armchair Expert」に登場し、当時を振り返った。

 『インディ・ジョーンズ』では唯一の子役だったため周囲から「注目を浴び、愛された」と語るが、子どもたちが主人公の『グーニーズ』では勝手が違ったそうだ。「『グーニーズ』のセットに足を踏み入れた途端、6人の子供たちに囲まれたんです」と振り返る。

 映画一家出身のショーン・アスティンとジョシュ・ブローリン、すでにプロとして活躍していたコーリー・フェルドマンはじめ、キャストは皆演技の仕事に慣れていて、カメラの前でどうすればよい仕事ができるか理解していたそうだが、それでも子供ゆえ、現場はかなり混乱していたそうだ。

 「監督のリチャード・ドナーを困らせました」「監督に飛び掛かったり、叫んだり、声を重ねたりしていました」と言うが、それだけではなかったようだ。当時は声が重ならないように、一人づつセリフを言う手法が取られていたが、彼らはお構いなしだったそう。それでも、「子どもらしくさせておけ」と言ってくれる人がいて、自由にさせてくれたそうだ。

 『グーニーズ』は言わずと知れたアドベンチャー映画の傑作で、古地図を手に入れたイタズラ少年たちが海賊の残したお宝探しの冒険に繰り出す物語だが、撮影現場もまさにワクワクする雰囲気だったという。「信じられないくらい素晴らしかった」「ある日は海賊船の上を歩き、次の日にはウォータースライダーを滑り降りる。子供にとって夢のようでした」と振り返っている。

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