ニコール・キッドマン、元夫トム・クルーズについて珍しくコメント
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1990年から2001年までトム・クルーズと結婚していたニコール・キッドマン。夫婦共演を果たしたスタンリー・キューブリック監督の『アイズ ワイド シャット』(1999)について、Los Angeles Timesのインタビューで明かした。
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キューブリック監督の遺作となった同作は、アルトゥル・シュニッツラーの『夢小説』を基にしたスリラー映画。撮影に2年かかったことでも知られる。このたび公開から25年を記念して行われたインタビューで、ニコールが同作の撮影を振り返った。
「私たちは10分ほど離れたところに家を持っていましたが、トムと私は一つのトレーラーで暮らしました。スタンリーに、『資金がないから、それぞれのトレーラーを用意できない』と言われたからです。彼も、ものごとを仕切っていたため、近くで暮らしていました。彼はビデオゲームをしていました。当時は『マインスウィーパー』が流行っていました」と振り返る。
映画は官能的な描写のほか、倦怠期の夫婦の心理描写も評価を得たが、スタンリーがニコールとトムの実際の夫婦関係にインスピレーションを得た可能性について聞かれると、ニコールは「掘り起こしたんだと思います」とこれを肯定した。
「彼には興味があるアイディアがあり、沢山の質問をしてきました。彼は自分の語る物語に強いこだわりがありました。『三角関係は難しい。三角関係の時は、注意深くあたらなくてはいけない』と言っていたのを覚えています。一人が集中攻撃を受けたと感じることがあるからです。彼はそれを理解し、どうすればよいか知っていました」と振り返った。
映画はパーティ―に向かうビル(トム)とアリス(ニコール)が準備をしているシーンからスタートするが、実際にこのシーンは、リハーサル中のアドリブを基にしたものだそうだ。