吉幾三、笑福亭鶴瓶からの直接オファーで『怪盗グルーのミニオン超変身』吹替版に登場! 「グルーの歌唱」シーン解禁
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アニメ映画『怪盗グルーのミニオン超変身』の日本語吹替版に、歌手の吉幾三が劇中の重要なシーンで「グルーの歌唱」として参加していることが明かされた。併せて、吉の歌唱シーンの本編映像が解禁となった。
【動画】怪盗グルーと宿敵マキシムがまさかのデュエット? 吉幾三によるグルー吹替歌唱本編映像
「怪盗グルー」の最新作となる本作は、7月19日の公開から2週目には本格的な夏休みに突入し、週末観客動員数ランキングNo.1を記録。日本語吹替版に、主人公グルー役の笑福亭鶴瓶、ルーシー役の中島美嘉らが続投しているほか、グルーの高校時代の同級生で宿敵であるマキシム役の片岡愛之助、悪党を夢みてグルーに急接近する少女ポピー役の山田杏奈がシリーズ初参戦している。
解禁になった映像は、AVL(反悪党同盟)刑務所内でのお楽しみ会の一コマ。グルーに積年の恨みを持つはずのマキシムとグルーが、マイクの取り合いをしながらも見事なデュエットを披露している。
2人が歌うのは1980年代に活躍したイギリスのポップデュオ、ティアーズ・フォー・フィアーズの「ルール・ザ・ワールド」。80年代のカルチャーを感じさせるスタイリングで登場したグルーとマキシムは大勢の囚人たちを前に、音に合わせてノリノリで腕を振りながら1本のスタンドマイクで歌いだす。
お互いを押しのけたり、グルーのウィッグをはがしたり、ライバルらしくマイクを取り合う2人だが、歌が佳境に入るとライバルだった2人の歌声は重なり合い、息もぴったりに。美しいハーモニーで歌いきる彼らに囚人たちも立ち上がり歓声と拍手が飛び交う。本作を語る上では外すことのできない重要なシーンだ。
「怪盗グルー」シリーズの日本語吹替版に初出演となる吉幾三は、グルーやミニオンたちの印象について「孫が大好きなシリーズで、よくミニオンのモノマネをしていました」と語る。
実は今回の出演は、グルー役の笑福亭鶴瓶からオファーを受け決定したとのこと。オファー当時を振り返って、「(該当シーンの)最初から最後まで英語で歌うのは初めてだったので、『俺何すればいいの?』と(鶴瓶に)メールをしたら、『やれや!』だけの返事が来ました(笑)。でも僕らは『やれや!』『分かったわ!』で通じる間柄なのでとにかく頑張りましたが、そっちは関西弁で吹き替えているのに、なんで俺だけ英語やねん!と思いました(笑)」と、ここだけの裏話を披露。
長い歌手生活の中でも初めての経験だと明かす吉は「最初にお話を頂いた時は、歌謡曲よりは簡単かなと思っていたのですが、なんと英語の曲で! 最初は『俺の英語で分かるんか!?』と思いましたので、迷惑をかけるかもしれないとお断りしようと思ったのですが、頑張ってみようと思いお引き受けしました。知り合いのレコーディングディレクターが英語の発音に指示出ししてくるのですが、『そんなに言うなら、実際にやってみせて!』なんてジョークを言い合いしながらなんとか収録しました。でもやっぱり大変であんなに苦労したのはデビュー以来でした(笑)」と、収録時の苦労した様子も語った。
アニメ映画『怪盗グルーのミニオン超変身』は、全国公開中。
そのほかの吉幾三のコメントは以下の通り。