吉幾三、27年ぶりに映画出演! 憧れの吉永小百合との共演で「いい緊張感があった」

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日本を代表する女優・吉永小百合と、『八日目の蝉』などで知られる成島出監督が共同企画として立ち上げた映画『ふしぎな岬の物語』。主演の吉永を筆頭に、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶ら豪華キャストが集結した本作に、なんと「俺ら東京さ行ぐだ」などでお馴染みの吉幾三が出演することが明らかとなった。吉にとって、本作が27年ぶりの映画出演となる。
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本作は、のどかな岬村でカフェを営む柏木悦子(吉永)や、そこに集う人々を描いた作品。吉が演じたのは、浩司(阿部)とみどり(竹内)が通っていた中学校の行吉先生。成島監督の「軽妙な雰囲気に優しい存在感を持った、田舎の先生」というイメージを具現化できる人物として、製作サイドがオファーし、それを快諾。『ドン松五郎の大冒険』(87)のダンプカーの運転手役以来、なんと27年ぶりの映画出演となった。
吉が出演したシーンは、定年を間近に控えた行吉先生が問題児だった浩司を心配し、悦子が切り盛りする岬カフェを久しぶりに訪れる場面と、中学校を訪れた浩司とみどりに出会う場面の2つ。短い時間の中だが、独特の存在感を発揮している。
吉は、久しぶりの映画出演について「27年ぶりに映画独特の雰囲気を楽しませてもらいました。たくさんの人が一つ一つ、手作りしてできる様子は大好きですね」と話す。
更に「吉永さんとの共演は短い時間ではありましたが、ずっと変わらない憧れの方なので、いい緊張感がありました。今度はまたじっくりお芝居できればと思います。役を通しての人との出会いがある。なんだか、また演技にはまってきましたね」と、今後の映画出演に対し前向きな姿勢を見せた。
『ふしぎな岬の物語』は10月11日全国公開。