ゲキ×シネ20周年記念! 堤真一ら出演の劇団☆新感線『吉原御免状』、10.25より期間限定上映&予告到着
関連 :
舞台公演を再構成して映像化する「ゲキ×シネ」の20th記念プロジェクト第6弾として、劇団☆新感線2005年上演の堤真一主演による本格時代劇『吉原御免状』が、10月25日より全国25の映画館で期間限定上映されることが決まった。併せて、ポスタービジュアルと予告映像が解禁された。
【動画】艶やかな遊郭のセットや激しい殺陣も! 『吉原御免状』特報
数々の劇団☆新感線“いのうえ歌舞伎”作品の中でも異彩を放つ本作。座付作家の中島かずきも、演出のいのうえひでのりも、「“いのうえ歌舞伎”でよりリアルな人間ドラマに挑戦したい」という気運が高まった時期に上演された作品だ。隆慶一郎による同名の伝奇時代小説をもとに、情緒あふれる物語を大人の色香と写実的な殺陣で描いた。作家の中島が小説をもとに描いた唯一の新感線作品だ。
「吉原」という江戸最大の遊郭の華やかさのみならず、空気や匂い、人々の感情までも浮き彫りにした、いのうえの演出。脂の乗り切った堤真一と古田新太による生々しくすごみのある垂ぜんものの殺陣。松雪泰子、京野ことみ、梶原善の真に迫る演技、藤村俊二のペーソスあふれる名演、橋本じゅん、高田聖子、粟根まことをはじめとする劇団員たちやおなじみの俳優陣の快演なども見どころ。
その傑作を、《ゲキ×シネ》20年の経験と最新技術を駆使して刷新、唯一無二の本格時代劇をゲキ×シネならではのクオリティーで立ち上げる。新たな編集、こだわりの映像表現によって、上演当時のキャスト陣のみずみずしさや熱、虚実ないまぜで描かれた吉原の物語や舞台の風合いを再現。また、Dolby Atmosにより音楽と音響効果をダイナミックに、劇場空間ならではの臨場感も高めた。
ゲキ×シネ版ポスタービジュアルは、主演の堤演じる青年剣士・松永誠一郎の”静”と”動”が際立つビジュアルが印象的なデザイン。
予告映像は上演当時のみずみずしさと熱を凝縮した映像となっている。
さらに、ムビチケ前売券(オンライン)の販売も決定。購入特典として、“メインキャスト9名のビジュアルデジタル画像”と鑑賞後にもらえる”ムビチケデジタルカード“を用意した。ムビチケ公式サイトにて発売中だ。
公開を記念して、10月27日に、中島かずき(脚色)×金沢尚信(ゲキ×シネプロデューサー)×永井紗耶子(直木賞作家)のアフタートークショーが開催されることも決定。隆慶一郎の小説を舞台に立ち上げた中島、19年の時を経てゲキ×シネ上映を実現した金沢、そして時代小説家として活躍し、劇団☆新感線ファンでもある永井も交え、傑作舞台の誕生とゲキ×シネでの復活の裏側を、新宿バルト9にて本編上映後に語る。
ゲキ×シネ『吉原御免状』は、10月25日より期間限定上映。