桐谷健太、テレ東連ドラ初主演! 週刊誌記者がゴシップの真実に迫るドラマ『Qros(キュロス)の女』10.7スタート
桐谷健太が主演するドラマ『Qros(キュロス)の女』が、テレビ東京系にて10月7日から毎週月曜23時6分に放送されることが決まった。桐谷はテレビ東京の連続ドラマ初出演にして初主演。
【写真】芸能界の闇を暴くゴシップエンターテインメント! 誉田哲也による原作小説書影
誉田哲也の同名小説を実写化する本作は、話題のCM美女の正体を巡って、芸能界、週刊誌業界だけでなく一般人までも巻き込んだミステリーとサスペンスが入り混じるゴシップエンターテインメント。
情報があふれる昨今では、「テレビよりもネットの情報が早い」というのは当たり前。そんなさなか「ここにしかない情報」という付加価値をつけて、売り上げを上げ続けている媒体がある。それは、週刊誌。「週刊キンダイ」の記者・栗山孝治(桐谷)は「世の中が求めるネタを提供しているだけだ」と言いながらあらゆる芸能人の“真実”を暴き、部数を上げていく。ゴシップ記事により失脚する著名人、そしてそれをあざ笑う大衆。誰もが誰かの人生を監視し、エンタメとして消費していく日常を、栗山は冷めた目で眺めていた。しかし、ある謎の女性「Qrosの女」との出会いをキッカケに、思いもよらぬ事件に巻き込まれていき…。
主演の桐谷が演じる「週刊キンダイ」所属の芸能記者・栗山孝治は、情報が錯綜する週刊誌業界に身を置き続けスクープを連発する敏腕記者だが、実はあるトラウマを抱えている。
本作で描かれるのは、スクープを追いかける記者。スクープを撮られまいと、逃げる各界の著名人。どんな方法で、そして誰が情報をリークしているのか?そこから見えてくるスクープの裏側や出版社、記者の実情とは?
そして、話題のCM美女「Qrosの女」を巡って大衆の欲望が加速していく中、栗山は記者の存在意義、プライド、情熱と向き合い直すことになっていく。真実を暴くことが果たして善なのか―。栗山が出す決断とは?
桐谷は「今や情報は、衣食住、と並ぶほど我々の内側や外側に根づき、それぞれが持って生まれた『本当の自分』があった事を忘れる、ということさえ忘れるくらいに大きく、そして細部にまで入り込みました。ただそれは悲しい一面だけではなく、光が射し込むような素晴らしい面もあるということです。この物語の主人公が、飛び込んだ情報の大渦の中、もがきながらも何を選び、生きていくのか、そこを魅力的に表現出来ればと感じています」とメッセージを寄せた。
原作者の誉田は「確かに『厳しい真実』を突き付ける物語は必要ですが、たまには真逆の『優しい嘘』の物語があっても、いいんじゃない? そんな気持ちで、この作品を書きました。魅力的なキャストが揃いました。原作同様、ドラマも楽しんでいただけたら幸いです」とコメントした。
ドラマプレミア23『Qrosの女』は、テレビ東京系にて10月7日より毎週月曜23時6分放送。
桐谷、原作者・誉田、スタッフのコメント全文は以下の通り。