江口洋介×蒔田彩珠がバディに！ WOWOW『誰かがこの町で』12.8スタート 江戸川乱歩賞作家・佐野広実の作品が初の連ドラ化
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江口洋介が主演し、蒔田彩珠が共演を務める『連続ドラマW 誰かがこの町で』（WOWOW）が、12月8日より放送・配信されることが決定。特報映像が解禁された。
【動画】江口洋介「社会が抱えている問題が殺人までつながってしまう人間の脆さを感じてもらえたら」 『連続ドラマW 誰かがこの町で』特報映像
本作は、2020年に江戸川乱歩賞を受賞した佐野広実の受賞後第1作目として話題を呼んだ同名小説をドラマ化。とある新興住宅地を舞台に、住民たちの間に渦巻く“同調圧力”が引き起こす恐怖を、生々しく、鮮烈に描いた社会派ミステリーだ。佐野の小説が連続ドラマ化されるのは、本作が初。『連続ドラマW 華麗なる一族』『連続ドラマW 沈まぬ太陽』の前川洋一が脚本、Netflix『シティハンター』やドラマ『ストロベリーナイト』などで知られる佐藤祐市が監督を務める。
主演を務めるのは、2020年の『天使にリクエストを〜人生最後の願い〜』以来約4年ぶりに連続ドラマに主演、WOWOW連続ドラマへの出演は2020年の『連続ドラマW コールドケース3 〜真実の扉〜』以来となる江口洋介。
江口が演じるのは、法律事務所の調査員の主人公・真崎雄一役。以前は政治家秘書として働いていたが、裏金作りに加担させられ苦悩していた最中に娘を自殺で亡くしたことで、大きな心の傷と後悔を抱えている役どころだ。過去を乗り越えられず、未来に希望を見いだせずに生きる真崎が、懸命に家族を探すまっすぐな少女と出会い、彼女のために真実を追う中で、どのように変化していくのか？
江口は「力のある台本と、佐藤監督や青木（泰憲）プロデューサーの熱意から出演を決めました。この作品は、集団と忖度の恐怖を描いた社会派ミステリーです。社会が抱えている問題が殺人までつながってしまう人間の脆さを感じてもらえたら面白いかなと思います」とコメントを寄せた。
真崎のバディとして“ある町”に隠された恐ろしい真実に迫っていく少女・望月麻希を演じるのは、WOWOW連続ドラマへの出演は2014年の『連続ドラマW 血の轍』に子役として出演して以来となる蒔田彩珠。江口とは、Netflix週間グローバルTOP10で1位を獲得した世界的ヒット作『忍びの家 House of Ninjas』で、忍び（忍者）の親子として共演して以来のタッグとなる。
蒔田が演じる麻希は、赤ん坊の頃に両親と離れ児童養護施設で育っており、ある1枚のメモを頼りに、真崎が勤める法律事務所を訪れ、「家族を探してほしい」と依頼を持ち掛ける。そして真崎とともに、かつて家族と暮らしていたある町を訪れるが、その町で過去に起こった男子児童誘拐殺人事件を知ることに…。
蒔田は「初めて脚本を読んだ時、事件の謎を推理する面白さの裏側に登場人物たちの葛藤が描かれていて、あなたならどうする？と常に問いかけられているような感情を揺さぶられる怖さがあり夢中で読み進めました」と作品の印象を語った。
「安全で安心な町」をモットーに、仲間意識も防犯意識も高い住民が集う平和な新興住宅地で、かつて起こった残忍な誘拐殺人事件。果たしてそれは、麻希の家族の失踪とどのような関わりがあるのか。幸せだったはずの家族は、なぜ麻希一人を残して姿を消したのか。人間という魔物が生み出す衝撃の結末から目が離せない。
『連続ドラマW 誰かがこの町で』は、WOWOWにて12月8日より毎週日曜22時放送・配信（全4話）。
江口洋介、蒔田彩珠、原作・佐野広実、佐藤祐市監督のコメント全文は以下の通り。
