キャサリン妃、国際ホロコースト記念日の式典に急遽参加 式典で知り合った生存者と再会を果たす

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がんの治療を終え、徐々に公務に復帰しているイギリス王室のキャサリン妃。現地時間1月27日に行われた国際ホロコースト記念日の式典に急遽参加し、過去のイベントで知り合った生存者と再会を果たしたそうだ。
【写真】式典の参加者と交流するキャサリン妃
27日、ロンドンにて、国際ホロコースト記念日とアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所の解放から80周年を記念した式典が行われた。この式典は、ロンドンで毎年開催されるもので、ホロコーストで殺害された600万人のユダヤ人と、ナチスの迫害とその後の大量虐殺で亡くなった数百万人もの人々を追悼するものだそう。
Peopleによると、ウィリアム皇太子は当初から出席予定だったが、キャサリン妃の出席は直前になって伝えられたとのこと。妃にとって、寛解を発表してから初めての公務となった。
皇太子はネイビーのスーツにブルーのネクタイを合わせた定番のスタイル。キャサリン妃は黒い服装に5連のパールネックレスを纏い、ブラウンの髪の毛は毛先を緩やかにカールしたダウンスタイルに。会場ではホロコースト記念日トラストとトップであるオリヴィア・マークス・ウォルドマンとローラ・マークスに出迎えられ、生存者グループと面会するなどしたという。
妃はこの式典で、以前、アウシュビッツ解放75周年を記念する式典で会ったホロコースト生存者、スティーヴン・フランクとイボンヌ・バーンスタインと感動の再会を果たした。Daily Mailによると妃は、現在89歳のスティーヴンを見かけると、「抱きしめたい」と伝え、ハグで再会を喜んだという。またイボンヌとも温かいハグをかわし、「古い友人に会えて本当にうれしい」と語ったそうだ。
昨年1月に腹部の手術を受けたキャサリン妃は、術後検査でがんが見つかったことを3月に公表。以来治療に専念していたが、9月に化学療法を終えたことを明らかにし、徐々に公務に復帰。1月14日には、自身が治療を受けていたロイヤル・マースデン病院を訪問し、インスタグラムにて同病院の共同パトロンに就任したことを告げるとともに、寛解したことを明らかにしていた。
引用:「The Prince and Princess of Wales」インスタグラム(@princeandprincessofwales)