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<アカデミー賞>短編アニメーション賞は『イトスギの影の中で』 日本アニメ『あめだま』は受賞ならず

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<アカデミー賞>短編アニメーション賞は『イトスギの影の中で』
<アカデミー賞>短編アニメーション賞は『イトスギの影の中で』 写真提供:AFLO

 日本時間3月3日、第97回アカデミー賞授賞式が米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、イランの作品『イトスギの影の中で』が短編アニメーション賞に輝いた。日本映画として4作品目のノミネートとなった西尾大介監督の感動作『あめだま』は受賞を逃した。

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 『あめだま』は、‘児童文学界のノーベル賞’とも称されるアストリッド・リンドグレーン賞を受賞した韓国を代表する絵本作家、ペク・ヒナ氏の名作『あめだま』と『ぼくは犬や』の2作品を原作に、西尾大介監督がフルCGアニメーションとして映画化した、世代を超えて深い共感を呼ぶ感動作。第25回ニューヨーク国際子ども映画祭アニメーション短編・審査員最優秀賞、第64回ズリーン国際映画祭ゴールデン・スリッパー最優秀子ども短編賞、第38回シネキッド・フェスティバル最優秀国際短編映画賞、第31回キネコ国際映画祭短編部門日本作品賞を受賞するなど、国内外の子ども映画祭で評価を得た。製作は東映アニメーション。

 イラン製作の『イトスギの影の中で』は、ホセイン・モラエミ監督、シリン・ソハニ監督による19分の短編アニメ。日本では東京アニメアワードフェスティバル2024(TAAF2024)で上映された。PTSDに苦しむ年老いた元船長は、海辺の質素な家に娘と住んでいる。 彼らは孤独な暮らしの中で、過酷な人生と闘っている。 年老いた船長は思いやりのある愛情深い父親になりたいと思っているが、そうなれない。 ある朝、予期せぬ出来事が起こる。 この出来事は、新たな厄介事なのか、それとも実は幸運の兆しなのだろうか。

<第97回アカデミー賞短編アニメーション賞:候補一覧(★が受賞作品)>
『Beautiful Men(原題)』
★『イトスギの影の中で』
『あめだま』
『Wander to Wonder(原題)』
『Beurk ! (原題)』

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