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監督『名探偵コナン』静野孔文×キャラデザ『エヴァ』貞本義行 新作長編『アズワン/AS ONE』今夏公開決定!

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映画『アズワン/AS ONE』イメージボード
映画『アズワン/AS ONE』イメージボード(C)SQUARE ENIX/SUNRISE (C)ASONE製作委員会

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 『名探偵コナン』シリーズの静野孔文が監督、『新世紀エヴァンゲリオン』の貞本義行がキャラクターデザインを手掛けるSFアニメーション映画『アズワン/AS ONE』が、2025年夏に公開されることが決定した。

【写真】新たな時代のSFアニメ『アズワン/AS ONE』コンセプトアート

 監督の静野孔文は、劇場版名探偵コナン15作目『名探偵コナン 沈黙の15分』(2011年)以降同シリーズを担当。クリエイターの貞本義行は『新世紀エヴァンゲリオン』をはじめ、『時をかける少女』『サマーウォーズ』などの人気作でキャラクターデザインを担ってきた。

 そんな2人がタッグを組んだ本作は、アーケードゲーム『星と翼のパラドクス』を原作として制作を開始。原著作者スクウェアエニックスから「映像化するなら、ゲームの内容にとらわれずに、面白いものを作って欲しい」との意向を受け、静野監督がアイデアを構築して脚本家と共に生み出した完全オリジナルストーリー作品。原作の20年前の物語を構築し、原作同様、貞本によってキャラクターはすべて刷新されている。

 舞台は現代の日本と、宇宙に浮かぶ巡星(めぐりぼし)。ミュージシャンを目指す高校生のヨウは、反対する親とバンド仲間の人間関係に悩み、自らの将来を決めかねていた。ある日、渋谷の交差点を歩くヨウの脳内に「助けて!」という声が響き、白い光に包まれる。

 一方、巡星では、エネルギー源の「星血」をめぐる長い間戦争状態にあったヴ・レード惺王国と轟ア・スレッガ国との休戦の調停式が行われてようとしているまさにその時、巨大軌道デブリが落下。星の治安を守るプルガード隊のヴィーゴが必死に対処していた。

 ヴィーゴを助けるべく、ロボット整備士・ラコは整備途中の機で飛び立つが、危機一髪の状況に陥る。一瞬の閃光ののち、破損激しいラコの機はなんとかデブリを海面まで移動させることに成功するが、ラコは意識を失ってしまう。そして昏睡状態のラコは、意識の中でヨウと出会うー。

 ヨウとラコの出会いの意味とは。そして、“ふたりでひとつ”のヨウとラコに待ち受ける運命とは。

 監督の静野は「この作品は、原作の壮大な物語へと繋がる前日譚であり、ゲームセンターで熱狂したファンはもちろん、原作を全く知らない方も深く没入できるストーリーが展開されます。物語の中心となるのは、主人公(ヨウ)が奏でる旋律です。彼の歌声が時空を越え巡星に届くとき、原作では語られていなかった、数々の謎が解き明かされていきます」とコメント。

 ゲーム版に引き続きキャラクターデザインを務めた貞本は「久々の劇場作品への参加になります。初めてご一緒する監督と新たな試みも多く、あらゆる面で刺激的な作品になると思っております。ぜひ皆様にも期待してお待ちいただければとおもいます」とメッセージを寄せている。

 映画化決定に伴い、2枚のイメージボードと1枚のコンセプトアートも解禁。1枚目のイメージボードは、主人公ヨウと、宇宙の彼方に存在する巡星に生きるラコが幻想的な空間で出会う様子を描いたもの。2人がいる空間はどこなのか、タイトルのアズワンは日本語で「ひとつになって」の意味を持っており、2人の関係性の詳細について続報が待たれる。

 またロボットをとらえたイメージボードとコンセプトアートからは美しい世界観が垣間見え、日本のアニメ界をけん引する静野×貞本のタッグによる新時代のSFアニメーション映画に期待が高まる。

 アニメーション映画『アズワン/AS ONE』は、2025年夏全国公開。

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