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愛犬とともに亡くなったジーン・ハックマンさん、警察の捜査にミスがあったことが発覚

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愛犬とともに亡くなったジーン・ハックマンさん、警察が犬の身元確認を間違っていたことが発覚
愛犬とともに亡くなったジーン・ハックマンさん、警察が犬の身元確認を間違っていたことが発覚(C)Zeta Image

 先日、米ニューメキシコ州サンタフェの自宅で妻と愛犬1匹とともに亡くなっているところを発見された名優ジーン・ハックマンさん。警察では、いまだ捜査を行っているようだが、その過程で、愛犬の確認にミスがあったことが分かった。

【写真】『フレンチ・コネクション』で第44回アカデミー主演男優賞を受賞した際のジーンさん

 現地時間2月26日、妻でピアニストのベッツィ・アラカワさん(63)とともに亡くなっているのが発見されたハックマンさん(95)。アラカワさんから4~6m離れたところで、ジャーマンシェパードの死体が発見され、残りの2匹は元気で保護されたと報じられていたが、一緒に死んでいた犬は、ベアと呼ばれていたジャーマンシェパードではなく、ジナという名のケルビーのミックス犬だったそうだ。2人はいつもジャーマンシェパードのレスキュー犬を飼っていたと、夫妻を90年代から知る友人家族が話していた。

 AP通信によると、保護された犬を世話している施設Santa Fe Tailsのオーナー、ジョーイ・パディラが、ベアはもう一匹の愛犬ニキータとともに保護されており、発見されたのはジナだったとコメント。「(ジナは)いつもベッツィさんに寄り添い、美しい関係でした。ジナは保護犬でしたが、ベッツィの手で素晴らしい仲間になりました」と語っているそうだ。当局の広報担当者は、保安官代理らが当初、死亡した犬の種類を誤認していたことを認め、「彼らは日常的に、犬を相手に仕事をしている訳ではありません」と話したという。

 ハックマンさんは『フレンチ・コネクション』(1971)と『許されざる者』でアカデミー賞を獲得。『俺たちに明日はない』(1967)と『父の肖像』(1970)、『ミシシッピー・バーニング』(1988)でも同賞にノミネートされるなど、同世代で最高の俳優の1人として知られる。2004年に俳優業を引退して以来、米ニューメキシコ州サンタフェで小説を執筆するなどして静かに暮らしていたが、先日遺体で発見された。

 ハックマンさんはキッチン横の土間でサングラスを掛けた状態、アラカワさんは浴室のクローゼットで倒れており、彼女の近くには処方薬が散らばり、ヒーターが倒れていたそう。ジナはクローゼットの木箱の中で発見されたようだ。アラカワさんの遺体には、腐敗や顔の膨張、手足にミイラ化が見られ、ハックマンさんの遺体も近い状態だったと言い、警察は不審な点があるとして捜査に乗り出している。

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