柳俊太郎、芥川賞作家・村田沙耶香原作『消滅世界』に出演決定! 主演は蒔田彩珠

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蒔田彩珠が主演する映画『消滅世界』の追加キャストとして、柳俊太郎の出演が発表された。蒔田演じる雨音の夫・朔を演じる。また、新たな場面写真も同時に解禁された。
【写真】クールな雰囲気が漂う、柳俊太郎の撮り下ろしカット(全10枚)
本作は、芥川賞作家・村田沙耶香による同名のベストセラー小説を、映像ディレクター・川村誠の初監督・初脚本で実写映画化。超少子化の先-「性」が消えゆく世界で激動する「恋愛」「結婚」「家族」のあり方にほんろうされる若者たちを描く。
人工授精で、子どもを産むことが定着した世界。 そこでは、夫婦間の性行為はタブーとされ、恋や性愛の対象は「家庭の外」の恋人か、二次元キャラというのが常識に。 そんな世界で「両親が愛し合った末」に生まれた主人公・雨音は、母親に嫌悪を抱いていた。 家庭に性愛を持ち込まない清潔な結婚生活を望み、夫以外のヒトやキャラクターと恋愛を重ねる雨音。 だがその“正常”な日々は、夫と移住した実験都市・楽園(エデン)で一変する。
雨音(蒔田)の夫・朔を演じる柳は「読んだときに衝撃を受けた」と脚本と初めて出会った時のことを述懐。「人間」という言葉を使っていいのかどうなのか、といった疑問が浮かんでくる存在であり、優しくとても真面目な故に自分を壊していってしまうような、柔らかく儚い一面がある」と、朔というキャラクターについて独自の捉え方を披露した。
主演の蒔田についても「演じている時の姿と、撮影の合間に2人で話している時のゆるりとした姿とのギャップが、プロフェッショナルであり印象的」であったとコメントを寄せている。
川村監督は柳について、「朔という人物を、淡々と、そしてどこかミステリアスに演じていただける方を考えた時、真っ先に思い浮かんだのが柳さんでした」と起用理由を明かし、「蒔田さん同様、柳さんの存在無くして本作の実現はあり得ませんでした」としている。
映画『消滅世界』は、今秋全国公開。
※コメント全文は以下の通り。