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日本のコンビニをゾンビが襲う!? A24最新作プロデューサーが贈る英日合作ゾンビ映画『KONBINI ZOMBIES』本格始動

映画

<コメント全文>

■監督・脚本:モラヨ・アカンデ

 『KONBINI ZOMBIES』の着想を得たのは10年以上前、初めて東京を訪れた時でした。スーツケースが1週間届かず、毎日通った地元のコンビニが生活の拠点となりました。ある夜、静まり返った店内で、ふと「もしここでゾンビが現れたら?」と想像したことが、この作品の原点です。

 日本で暮らすようになってから、私は言葉を学び、多くのコンビニで過ごし、さまざまなバックグラウンドを持つスタッフの方々と話をしてきました。コンビニはただの便利な場所ではなく、地域社会の鼓動のような存在だと感じています。

 この作品には、日本での生活経験や、店のカウンター越しに見えた人々の物語が色濃く反映されています。また、私の原点であるイギリスの控えめでドライなユーモアも織り交ぜ、他にはない独自のトーンに仕上がっています。

■エグゼクティブ・プロデューサー:モヨ・アカンデ

 モラヨの脚本を初めて読んだとき、その世界観に一気に引き込まれ、ページをめくる手が止まりませんでした。『KONBINI ZOMBIES』は、これまでにない新鮮で大胆なアプローチで、ゾンビジャンルにユニークな風を吹き込んでいます。

 日本へのロケハンでは、チームで東京中を巡り、個性豊かなコンビニを見て回りました。その中で、日本の文化や現代社会の空気感を肌で感じることができ、私自身もメロンパンの大ファンになりました。

 本作は、観客の記憶に残る唯一無二の作品になると確信しています。そんな特別なプロジェクトに参加できることを、心から光栄に思います。

■プロデューサー:ヘレン・グラッダーズ

 『KONBINI ZOMBIES』でフラッグとタッグを組めることをとても嬉しく思っています。2024年1月には東京ロケーションボックスの協力を得て、ロケハンのために東京を訪れました。

 長年にわたってモラヨとともに開発してきたこの大胆で独創的な脚本を、実際に日本のコンビニという舞台で体験できたのは非常に貴重な機会でした。本作は、日々コンビニで働く多様な人々や文化が織りなす“日常の最前線”を描きます。まさに、ゾンビパンデミックが始まるには絶好の舞台だと感じています。

 この映画を日本で撮影できることをとても楽しみにしています。そして、世界中の観客とコンビニ文化の魅力を共有できる、エンターテイメントに富んだ“ラブレター”のような作品になると信じています。

■共同プロデューサー:小田寛子(Hiroko Oda)

 本作には、モラヨ監督が東京に長く暮らし、言語だけでなく、彼女ならではの鋭いセンスや感受性を通して捉えた“今の日本” 、“今の東京“が色濃く反映されています。現代の日本社会に生きるキャラクターたちを、イギリス特有のハートフルで皮肉の効いたコメディのトーンで描こうとするこの試みに、強く惹かれました。また、ジョージ・A・ロメロがゾンビというジャンルを使って社会風刺を行ったように、この作品もユーモアとエンターテインメントの中に、時代を映す視点をしっかりと持っています。

 非常にコラボレーティブで、互いの感性やバックグラウンドを尊重し合えるチームの一員として、この挑戦的でユニークな作品に携われることを心から嬉しく思います。

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