GEMSTONE Creative Label新作『ソニックビート』、ファンタジア国際映画祭正式出品決定! 戸塚純貴の出演も決定

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東宝が展開する才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」が送り出す23歳の新鋭・関駿太監督による西垣匠主演の新作短編映画 『ソニックビート』が、ファンタジア国際映画祭「Fragments d'Asie 2025」に出品されることが決定。さらに、新キャストとして戸塚純貴の出演が発表され、海外版ティザービジュアルが解禁となった。
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「GEMSTONE Creative Label」は、フォーマットやメディア、これまでの実績を問わず、すべてのクリエイターが自由に才能を発揮できる場を提供することを目的に、東宝の若手社員により立ち上げられた。先日開催された「国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2025」でGEMSTONE Creative Labelによる新たな短編3作品の制作・完成が一挙に発表された。
ファンタジア国際映画祭は、カナダ・モントリオールで1966年から開催され、今年で29回目を迎える北米最大規模の映画祭。北米やヨーロッパ、アジアの作品を中心に約400作品が上映され、会期中の来場者は10万人にものぼる。「Fragments d'Asie」は、アジア各国の短編映画が上映され、アジア映画の多様性と魅力を紹介する重要なプログラム。本作がファンタジア国際映画祭でこのセクションに選出されたことは、描かれる物語とテーマ性はもちろんのこと、その完成度の高さと国際的な評価を物語る。なお、『ソニックビート』はコンペティション対象作品として、国際短編映画コンペティションにノミネートされている。
「GEMSTONE Creative Label」としては、2024年に本レーベル初の劇場公開作品として話題を集めた短編オムニバス映画『GEMNIBUS vol.1』のうちの1本・ちな監督『ファーストライン』が、昨年の第28回ファンタジア国際映画祭でオフィシャルセレクションに選出&コンペティションにノミネートを果たしており、2年連続の正式出品となる。
戸塚純貴が演じるのは、主人公イサオ(西垣匠)が幼い頃に出会うさすらいの旅人リキ。車で旅をしている自由奔放な人物で、イサオの人生に大きな影響を与える重要な存在として登場する。
海外版ティザービジュアルでは、陸上競技場のスタートラインに立つ主人公イサオ(西垣匠)が、緊張感をにじませながら前を見つめる姿が大胆に捉えられている。青いユニフォームに身を包み、今まさにスタートを切ろうとするその瞬間が切り取られ、彼の内面にある葛藤やプレッシャーがひしひしと伝わってくる。薄明るく映される背景と、画面を駆け抜けるような光の軌跡は、イサオが迷い込む“精神世界”と、そこから抜け出そうともがく姿を象徴しているかのよう。どこか幻想的でスピード感のある世界観が、青春ドラマでありながら一筋縄ではいかない物語の奥行きを感じさせる。
西垣は「『ソニックビート』が日本を飛び出し、世界の方々にも見ていただけることを、とても嬉しく思います。この作品が描く『若さ』や『勇気』は、言語の壁を越えて、すべての人に共感していただけるものだと思っています。セット、音、映像美など、見どころは盛りだくさんなので、色々な部分を楽しんでいただきたいです。また、これを機に1人でも多くの方に『ソニックビート』という作品が伝わっていくことを願っています」と喜びのコメント。
共演する山崎天は「このたび、映画『ソニックビート』がカナダのファンタジア国際映画祭に出品されることが決定し、世界で初めてこの作品が上映されると聞き、本当にうれしく思っています! 作品に込められたエネルギーやメッセージが、海を越えてカナダの皆さんにも届くことを心から願っています。人生初めての映画作品をこのような形で皆様に観ていただけるのが、今からとても楽しみです! たくさんの方にこの映画が届きますように!」とする。
戸塚は「カナダのファンタジア国際映画祭に選出されたこと大変光栄に思います。映画祭は自分にとって特別な場所であり、監督をはじめスタッフ・キャストが一丸となって撮影した作品が国境を超えてたくさんの方に届けられることを、とても嬉しく思うと共にどんな反応があるのか楽しみです。ソニックビートの名の如く、この作品が音速のスピードで全世界に羽ばたいていくことを願っています」とコメントを寄せた。
※山崎天の「崎」は「たつさき」が正式表記。