オジー・オズボーンさん、亡くなる何年も前から健康を害していた

現地時間7月22日に76歳で亡くなったメタルの帝王オジー・オズボーンさん。以前からパーキンソン病を公表していたが、亡くなる前の数年は、特に健康状態が不安定だったようだ。
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ヘビーメタルバンド、ブラック・サバスのフロントマンとして知られ、ソロでも活躍したほか、2000年代にはリアリティ番組『オズボーンズ』に出演するなどし、多方面から人気を集めたオジーさんは、イギリス・バーミンガムの出身。ソロ時代にマネージャーを務めていた妻のシャロンもイギリスの出身で、Peopleによると、夫妻は長年過ごしたアメリカを離れ、故郷イギリスに帰国したいと願っていたが、彼の健康状態がハードルとなっていたようだ。
「シャロンは何年もの間、年を重ねてからは特に、イギリスに戻りたいと望んでいました。イギリスは常に2人にとって故郷であり、それ以上の存在でした」と情報筋がコメント。「人生の最後の章を、安らかに最高の形で共に迎えたいと思っていたのです。イギリス帰国の道は簡単ではありませんでした。彼の健康状態が、何年も不安定だったのです」と明かしたという。
オジーさんは2003年に、身体の自由が利かなくなる難病パーキンソン病と診断されたことを公表。2022年に大手術を受け、最近は歩くことが出来なかったと伝えられている。しかし情報筋によれば、夫妻は無事、2023年に英バッキンガムシャーに移住を果たしていたそう。「二人は故郷で一年半過ごすことが出来ました。まるで贈り物のようでした」と明かしている。
なおオジーさんは、現地時間7月5日に、故郷バーギンガムで、20年ぶりにブラック・サバスの結成メンバーが顔をそろえる一夜限りのチャリティ公演「フェアウェル・コンサート」を開催し、パフォーマンスを披露していた。