松坂桃李&染谷将太、魚豊が生んだ名セリフに挑む! 劇場アニメ『ひゃくえむ。』の魅力を徹底深掘り
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主演を務める松坂桃李と染谷将太、そしてその脇を固める豪華声優陣ら、超一流キャストの参戦も、本作の見どころの一つ。内山昂輝、津田健次郎、笠間淳、高橋李依、内田雄馬ら、さまざまなアニメ作品で多くのファンを魅了する主役級声優の顔ぶれが勢ぞろいしている。
主演の松坂と染谷はそれぞれ「トガシは、感情の振れ幅の大きいキャラクターですし、陸上の独特な息遣いや躍動感がどこまで表現できるのかという不安と緊張はありましたが、監督と一緒にトガシを作っていければと挑戦しました」(松坂)、「小宮は限界を知っているのに、気持ちが先走って、限界がどこだか分からなくなってしまうような人間味があって、僕自身にも響くところがあるので大切に演じたいと思いました」(染谷)と本作への意気込みを語っている。そんな、圧倒的な熱量で本作に挑む実力派の豪華キャストによって深みを増す魚豊の名セリフを浴びてほしい。
■主題歌はOfficial髭男dismの「らしさ」! 劇伴は堤博明が担当
本作の主題歌を務めるのは、Official髭男dism。高い音楽性と心に直接響く歌詞で幅広い世代から人気を博してきた彼らが、約8ヵ月ぶりのリリースとして本作のために書き下ろしたのが、「らしさ」だ。メンバーが原作漫画に感銘を受けたことをきっかけに、豪華コラボレーションが実現。主題歌について「世の中は、絶対に敵わない相手やら、絶対に邪魔して来る自分やら、強敵に満ち溢れています。でもそれらに納得せず、慣れもせず、「絶対」に抗い奮闘する全ての人への賛歌としても、この歌を作りました」とコメント。それぞれの葛藤や想いを表現した歌詞と疾走感ある曲調が作品の世界観とマッチし、勇気をもらえるような一曲となっている。
さらに、劇伴音楽は「東京リベンジャーズ」シリーズや「呪術廻戦」(TV第1期&劇場版)、NHK連続テレビ小説『おむすび』などを手掛ける堤博明が担当し、音楽ディレクターには『鎌倉殿の13人』『葬送のフリーレン』などを手掛ける池田貴博が参加。
レコーディングはニューヨーク・ブダペスト・東京の3拠点で行い、ニューヨークでは現代ジャズシーンの先頭を走る新世代ドラマー、Jharis Yokleyによるドラムと、全米チャート1位を獲得したア・トライブ・コールド・クエストのアルバム『We Got It From Here... Thank You 4 Your service』にも参加し、世界の第一線で活躍するBIGYUKIによるキーボード&シンセサイザーのRECを実施。ブダペストでは『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『パラサイト 半地下の家族』にも参加するブダペスト・スコアリング交響楽団によるオーケストラRECが実現。
そして東京では、GLAYや氷室京介のサポートドラマーほかで第一線で活躍し続けるTOSHI NAGAIに加えて、日本のサウンドを牽引する気鋭のミュージシャンが集結。本作に登場するキャラクターたちの強い思いを表現するために、国を越えて豪華ミュージシャンが共演し、音楽面からも映画を大きく盛り上げている。
劇場長編アニメーション『ひゃくえむ。』は、9月19日より全国公開。