小林虎之介が朝ドラ初出演! 水野美紀、北村一輝が“りん”三上愛の両親に 26年前期『風、薫る』新キャスト&ロゴ発表
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■主人公・りんの母 一ノ瀬美津(いちのせ・みつ)/水野美紀
――「風、薫る」に出演される意気込み
今回の出演、とてもうれしく思います。大きな変化の中にある時代をたくましく生きる人物を演じる事で得られるものはとても大きいと感じています。現代からの視点で見れば、「風、薫る」で描かれる明治時代は、物理的にはとても不便で、社会的な抑圧もとても強くて精神的にも辛い事が多い。だけど渦中の人物たちにはそれが当たり前で、目の前の苦難を一つひとつ、歯を食いしばって乗り越えていくしかない。だけどそれが不幸で現代を生きる我々は幸せかと言えば、全く言い切れない。生きる力とは何か、幸せとは何か、切実に己に問いかけながら、脚本を読み進めています。役の悲しみ、苦しみ、喪失、迷い、怒りを噛み締めながら、そんな中にでも訪れる幸せな一瞬一瞬、笑い合える瞬間の喜びを一つも取りこぼさないよう、視聴者の皆さんに届けたいと思っています。
――連続テレビ小説 出演歴
「スカーレット」では主人公の生活する共同の宿の同居人を演じました。大阪での撮影で、まだ幼かった我が子を連れて撮影に通った日のことを想い出します。
――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
看護師や医者の役は何度もやり、その度に監修の先生からさまざまなことを学ぶのですが、本当に大変な仕事であると感じます。看護される状態にある人というのは、人生の波の中でも苦難の状態にある人で、そういう時にはその人の本質が覗く。不安を抱えていれば感傷的になるし時に攻撃的にもなる。だから看護の現場はドラマになりやすいのだと思います。それを受け止める看護師という仕事は、人間力のいる仕事だと思います。
――ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
栃木は近くて遠い場所です。日光や那須、宇都宮はよくロケでも訪れますが、車で行くので遠い! 新幹線で行けば近いのに、新幹線で行く機会がなかなかない。車で遠出する場所というイメージです。
■主人公・りんの妹・一ノ瀬 安(いちのせ・やす)/早坂美海(連続テレビ小説初出演)
――「風、薫る」に出演される意気込み
今回「風、薫る」という作品に参加できることを心から光栄に思います。私が演じる一ノ瀬安は、家族を明るく照らす存在でありながら、まだ幼さや繊細さも残る女の子です。小さいころから憧れていた朝ドラの世界に、自分が飛び込めることが夢のようで、ドキドキとワクワクでいっぱいです。画面の向こうのみなさんにも、吹き抜ける風のように、この物語が届きますように。一瞬一瞬を大切に、精いっぱい演じさせていただきます。
――連続テレビ小説 出演歴
今回が初めての朝ドラ出演です。これまでも何度もオーディションに挑戦して、そのたびに悔しい思いをしてきました。だからこそ今回、「一ノ瀬安」という役に出会えたことが本当にうれしいです。小さいころから朝ドラを見ていて、どんな困難にも負けず前を向いて生きる登場人物たちに心を動かされてきました。あのあたたかくて力強い世界に憧れていた私が、今度はその一員として作品をつくる側になれると思うと胸がいっぱいです。
――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
看護は、体だけでなく心にも寄り添うお仕事だと思います。母が介護の仕事をしていて、「そばにいてくれる人の存在や言葉に救われる方がたくさんいる」とよく話していました。その言葉を聞くたびに、人に寄り添う力の大きさを感じてきました。看護も同じように、患者さんやその家族にとって大きな支えになるものだと思います。今回のドラマを通して、そうした看護のあたたかさや大切さを私自身も学び、安としてもそっと寄り添える優しさを大切に演じたいです。
――ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
那須は空気がきれいで自然が豊かで、とても癒される場所だなという印象があります。栃木には以前訪れる機会があり、美しい景色やあたたかい人たちに触れて、心が穏やかになるような時間を過ごしました。今回の作品の舞台とも重なるので、そんな魅力的な場所で撮影できることをとても楽しみにしています。
■一ノ瀬家の元陪臣 中村義正(なかむら・よしまさ)/小林隆
――「風、薫る」に出演される意気込み
7年ぶり3度目の朝ドラ出演を控え、胸が高鳴っております。演ずる「中村義正」は近隣では珍しく、いち早く洋装を取り入れた人物である一方、言葉遣いは語尾に「ござる」が未だに残る“新しい時代・旧い時代、どっちの人間なんだ!?”とツッコミを入れたくなる人。そんな人間像をイキイキと演じることができるよう、スタッフやキャストの皆さんとともに明るく楽しい現場にしたいと思っております。撮影開始が待ち遠しくて仕方ありません。
――連続テレビ小説 出演歴
2010年「ゲゲゲの女房」で、主人公ふたりを結びつける仲人役として朝ドラ初出演を果たしました。結婚披露宴での大杉漣さんの実に人間味あふれる温かいスピーチで大いに泣かされたことが忘れられません。2019年「なつぞら」では、主人公一家と家族同様の戸村親子を息子役の音尾琢真さんと明るく楽しく演じました。主人公なつ役の広瀬すずさんとその幼年時代の粟野咲莉さんの可愛いさと健気さ、なつを引き取り母親代わりとなる松嶋菜々子さんの美しさと逞しさ、そして大黒柱・草刈正雄さんの大きな包容力と存在感が未だに強く印象に残っています。さらに北海道十勝地方でのロケでは大自然の厳しさを体感することができ、私にとって大きな財産となる作品です。
――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
語れるほどの接点や思い出はないですが……“白衣の天使”というイメージで語られることが多かったナースが、つい最近のコロナ禍で“エッセンシャルな職業”であると認識が更新されたことが記憶に新しく、その“日本のナース事始め”とも言える「風、薫る」は、今描くにふさわしい大きなテーマであると思っております。
――ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
小学校何年生のころだったか、できたばかりの那須の遊園地へ行ったことがあります。緑豊かな空気のおいしい静かな土地という印象が強く残っております。
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