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25周年『相棒』水谷豊×寺脇康文、新たな境地へ! 新シーズンは「歴代最高に意表を突く初回」

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<コメント全文>

■水谷豊(杉下右京役)

――『相棒』は毎年、夏に撮影がはじまりますが、今年も猛暑。現場の様子はいかがですか?

 みなさん、「暑い、暑い」と話していますが、僕は暑さには強く、わりと平気なんです。ですから、まだそれほど堪えてはいません。「涼しい顔していいよね」とみんなにうらやましがられています。

――初回スペシャルは右京が人間国宝の講談師に弟子入りする…という驚きの幕開けを飾りますが、脚本を読んだ感想を教えてください

 『相棒』の初回スペシャルのストーリーには毎シーズン、意表を突かれます。毎年、相棒ワールドの広がりを楽しみにしているのですが、今回は歴代の初回スペシャルの中でも“最高レベルの意表”。心底、驚かされました。
 でも、右京は落語など古典芸能が好きですから、講談にも造詣が深いはず。彼は講談という新たな世界に身を投じることになって、喜んでいると思いますよ。

――初回スペシャルの右京のセリフの中に、「人生100年時代ですから」というものがあります。人生100年時代、これから挑戦したいことがあれば教えてください

 今、具体的に何かやりたいことがあるかというと、特に思い浮かばないのですが、100年だと考えると、まだ時間があるなという感覚ですね。しかし、人生は何が起きるかわかりません。そもそも『相棒』だって、こんなに長く続くとは思ってもいませんでしたから…。そういう意味では、何が起きるかを楽しみにできるぐらい、元気でいられたらいいですね。

――『相棒』は今年、25周年。25年前の『相棒pre season』を振り返って、作品として変化したなと感じるところはありますか?

 『相棒』が変わったというならば、それは自然に訪れた変化ですね。決して意識して変えたことはありません。無理なく変わってきた…それが作品にとって、とても良かったのだと思います。脚本家やプロデューサーなど制作陣は、一貫して“今”を意識して物語を作ってきました。そして、我々も“今”を生きることに徹してきた…。25年は、その連続だったと思っています。

――25周年という節目にはじまる新シーズン、期待していることを教えてください

 おかげさまで『相棒』は25周年、これまで計446のエピソードをお届けしてきました。これだけ続いてなお、視聴者のみなさんが今シーズンはどんな相棒が見られるのかと期待してくださっています。我々も同じで、新シーズンはどんな事件が待っているんだろうと楽しみにしています。この“先が読めない”奥行きの深さこそが、相棒ワールドの、相棒ワールドたるゆえんですね。新シーズンではいったい何が起きるのか、私自身も楽しみにしています。

――25年、右京を演じてきて『相棒』の進化とブレなさをどのように感じていますか?

 よく、“普通がいちばん難しい”といいますよね。“当たり前のこと”を実践するのは、実はとても難しいことです。その点、相棒は当たり前のことにずっと挑み続けてきた気がします。
 先ほどもお話ししたように、『相棒』では時代をどう感じるかを常に意識してきました。その結果、現実社会とリンクするどころか、時代を先取りするストーリーを生み出したこともありました。つまり大切なのは何よりも、“今を生きること”。それに尽きるのだと思います。
 一方で、右京は警察官という職業を選んだ瞬間から、一貫して“右京の正義”というものを胸に刻み続けてきました。これは彼が警察官である限り、誰が何といおうと変わらない、譲れないもの。それが『相棒』という作品の揺るぎない軸につながるのだと思います。これまで僕は右京という人物を信頼してきましたが、これからも彼のブレない正義を信じ続けていくことでしょう。

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