山本裕典、芸能界追放された過去を回想「泥水すすってきた」

ABEMAのドキュメントバラエティ番組の新シリーズ『愛のハイエナ season4』#9が26日放送された。#9では、俳優・山本裕典がホストクラブに体験入店し、その様子に完全密着する看板企画「山本裕典、ホストになる。」の最新シリーズ「山本裕典、ホストになる。一触即発の店舗改革編」第5弾を放送した。
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本企画では、山本がホストの師匠“軍神”こと心湊一希と共に、営業不振で閉店に追い込まれたホストクラブ「MIST」を再建すべく、新規オープンした新店舗「SiVAH」で店舗改革に挑んでいる。
山本の出勤5日目となる今回、「SiVAH」では初となる“初回デー”を開催。初めて来店する客(=姫)のみが入店できるこのイベントは、ホストにとって接客スキルの真価を問われる舞台だ。今回の初回デーでは、軍神や一夜限りのホスト電撃復帰を宣言。「背中見せようかなと思ってる」と語る軍神には、自らもプレイヤーとして現場に立つことで、店舗改革に反発する旧「MIST」の古参ホスト・玲や本気(ガチ)湊の心を動かすという狙いがあった。
蓋を開けてみれば、軍神と共に飲み直しを6卓でゲットし、他のホストを圧倒した山本。営業が終わったあとの終礼ミーティングで、軍神からスピーチを頼まれた山本は、「この店、マジでいいと思った」とメンバーを評価。さらに「お前ら知ってんだろ? 俺が28歳ぐらいのときにさ、芸能界クビになってさ、干されてさ」「君たちより泥水すすってきたよ」「俺、バーやってんだ。六本木で。クビになった直後に。2万円のシャンペン飲んだら、12万のシャンパン開けてくれるって言われて、目からシャンパン吹き出しながら、毎日飲んでた。死ぬ気でやってた」と、苦労した時代を回想。「俺を救ってくれたのは一希さん(軍神)」と、本企画で出会った軍神への恩義を明かしながら、「俺はお前らのこと好きやで。気持ちは分かるよ。でも敵じゃねえから」と涙ながらに、これまで幾度となく対立してきた古参メンバーたちに語りかけていた。