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『ハリー・ポッター』オリジナルキャスト再集結は絶望的 「政治的な問題」コロンバス監督、原作者と10年連絡取らず

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クリス・コロンバス監督、『ハリー・ポッター』への復帰は「政治的な問題が絡みすぎて」不可能 原作者と10年連絡取らず
クリス・コロンバス監督、『ハリー・ポッター』への復帰は「政治的な問題が絡みすぎて」不可能 原作者と10年連絡取らず 写真提供:AFLO

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 映画版『ハリー・ポッター』の最初の2作品でメガホンをとったクリス・コロンバス監督。同シリーズのその後を描いた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化を検討していたものの、原作者のJ・K・ローリングと「政治的な問題」で関係がこじれてしまったために、オリジナルキャスト集結は不可能だと明かした。

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 EWによると、この度、英紙Timesのインタビューを受けたコロンバス監督が、「絶対に実現しない」と断言したそうだ。「政治的な問題で、とても複雑になっている。キャストはそれぞれ自分の意見を持っており、(ローリングの)意見とは異なる。だから実現不可能なんだ」と話している。

 ローリングは近年、トランスジェンダーを嫌悪するトランスフォビア発言を繰り返し、物議を醸している。これに対し、ダニエル・ラドクリフやエマ・ワトソン、ルパート・グリントら『ハリー・ポッター』のキャストは反対の意見を表明。ファンからもローリングに失望の声が上がり、昨年公開されたシリーズ20周年を祝う特別番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』に彼女の姿はなかった。

 昨年イギリスで、18歳以下の子どもに対し、性移行の医療サービスを提供することへの懸念を提起する調査が発表されると、ローリングはX(旧ツイッター)で「大きな分岐点」と評価。さらに、ダニエルらキャストからの謝罪は受け付けないとコメントし、埋まらない溝があることが露見した。

 なおコロンバス監督は、ダニエルらキャストと意見を同じくしているようだ。「ローリングさんとは10年近く話をしていないので、彼女の近況は知りませんが、ダニエル・ラドクリフとは今も親しく付き合っていて、つい先日も話をしたところです」とコメント。「キャストの子たちとは、今も素晴らしい関係を保っています」と語っている。

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