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不適切行為で出演映画をお蔵入りにしたビル・マーレイ、監督が沈黙を破る

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不適切行為で出演映画をお蔵入りにしたビル・マーレイ、監督が沈黙を破る
不適切行為で出演映画をお蔵入りにしたビル・マーレイ、監督が沈黙を破る(C)AFLO

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アジズ・アンサリ

 映画『Being Mortal(原題)』の撮影中、不適切な行為が指摘されたビル・マーレイ。同作はこれがきっかけとなり、お蔵入りとなってしまったが、ドラマ『マスター・オブ・ゼロ』などで知られる俳優で、同作で長編映画監督としてデビューを果たす予定だったアジズ・アンサリが、沈黙を破った。

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 アジズはThe Hollywood Reporterのインタビューで、撮影中に告発されたビルは「憔悴しきっていた」とコメント。「何が起きたのか、信じられないようでした。彼にとってあの作品は大切だったのだと思います」と述べた。

 ビルは2022年4月、若い女性スタッフから不適切行為を告発され、同年10月に、10万ドル超を支払うことで和解した。当時の報道によると、ビルは小道具のベッドで女性の上にまたがり、新型コロナ対策としてお互いに身に付けていたマスク越しに、キスをしたそうだ。女性からの告発を受け、撮影現場に内部調査が入り、同作は無期限制作中止となった。

 今年4月に発売されたThe New York Timesのインタビューで、ビルはこの件に触れ「丸焼きにされた」気分だったと話し、当事者と和解するよう努力したとコメント。「何が起きたのか、考えずにはいられない…。何がきっかけで、あんなことをしたのか自分でもわからない」「確かに軽い気持ちでした。可笑しいと思ったんだ。マスクをしたまま人とキスするなんて、バカバカしくて、僕には今も可笑しく思える」と弁解し、この件から「学んだと思う。老犬にも新しい芸を覚えさせることはできるんだ」と明かしていたそうだ。

 なお、映画がお蔵入りとなり、「自分はなんて惨めなんだ、と思いながら生きてはいられない」と思ったというアジズは、撮影中止で空いた時間にセス・ローゲンに連絡を取り、新作を打診。監督デビュー作となる『Good Fortune(原題)』につなげた。セスとアジズ、キアヌ・リーヴス、キキ・パーマー、サンドラ・オーらが出演する同作は、善意はあるものの役に立たない天使ガブリエル(キアヌ)が、苦労人ギグワーカー(アジズ)と裕福なベンチャーキャピタリスト(セス)の生活に干渉する物語。同作は、9月6日にトロント国際映画祭でお披露目された後、10月からアメリカで劇場公開される。

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