テレ朝、『ちょっとだけエスパー』は「本気でマーベルと並ぶ作品に」 脚本・野木亜紀子氏の意気込み明かす

テレビ朝日本社にて10日、2025年秋のテレビ朝日改編説明会が行われ、ビジネスソリューション本部コンテンツ編成局長の寺田伸也氏、総合編成部長の河野太一氏らが出席。野木亜紀子氏が脚本を務める『ちょっとだけエスパー』など、新番組の見どころが語られた。司会は吉野真治アナウンサーが務めた。
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テレビ朝日の10月改編編成方針はオールターゲット戦略で、ファミリー層に加え、あらゆる世代のニーズに応えるタイムテーブルを追求。平日のゴールデン帯には、石原良純と小泉孝太郎がMCを務める火曜20時『日本探求アカデミックバラエティ火曜の良純孝太郎』、ヒロミと相葉雅紀が出演する木曜19時『相葉ヒロミのお困りですカー?』と、過去の特番で好評だった2番組が投入される。
また、火水木21時のドラマゾーンには大泉洋主演『ちょっとだけエスパー』、シリーズ誕生25周年の『相棒 season24』、そしてシリーズの完結を迎える天海祐希主演『緊急取調室』を放送。深夜バラエティでは堂本光一と加藤シゲアキがMCを担当する『光一&シゲのSHOWマン!!』、FANTASTICSによるテレビ朝日初の冠番組『ファンタスティックPARK』などが新たに編成される。
『相葉ヒロミのお困りですカー?』演出の宮崎浩一氏は「この番組は2年前に特番として公私ともに仲の良い2人がMCとして、当時25年ぶりにタッグを組み始まりました」と説明し、「記念すべき1回目のロケでとても印象的な2人の会話があった」と回顧。続けて「『なぜこの番組を受けたのか』という話になった時に、相葉さんがヒロミさんに『僕は人が喜ぶ顔が見たいんです。そのためだったら自分が犠牲になっても頑張れる』って真面目な顔で言っていたのが印象的で、一方、ヒロミさんも還暦間近だったこともあり『これからの芸能人生、俺たちは人のために何ができるかを考えていかなきゃダメだよな』と言っていた」と振り返った。
さらに、テレビ朝日の連続ドラマでは初脚本となる野木氏による『ちょっとだけエスパー』に関しては、プロデューサーの貴島彩理氏が「野木さんが紡ぎ出すキャラクターは愛さずにはいられない人物像ばかりで、死ぬほどくだらないエスパーしか与えられないという設定はおかしみがありつつも、そのストーリーの奥には野木さんならではの深いメッセージが埋め込まれていて、これまで誰も見たことがないドラマになると思っています」とアピール。
そして「野木さんは今作を『本気でマーベルと並ぶ作品にしたい』と意気込んでおり、我々も『マーベル!?』と思ったんですが、その思いに応えるべく、日本の素晴らしさをきちんと伝えるために、食べ物やロケ地も含め、日本らしい文化を描くことにもこだわりました」「脚本は先日ついに最終話まで出来上がってしまいまして、あまりにも面白く『もうこの物語の続きが読めないのか』と寂しいを通り越して絶望した気持ちになるぐらい、面白く仕上がりそうだなと思っています」と胸を張った。
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