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オスカー俳優ブレンダン・フレイザー主演『レンタル・ファミリー』日本公開日は来年2.27に! ポスター解禁

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映画『レンタル・ファミリー』ポスタービジュアル
映画『レンタル・ファミリー』ポスタービジュアル(C)2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

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ブレンダン・フレイザー

平岳大

山本真理(マリ・ヤマモト)

柄本明

 オスカー俳優のブレンダン・フレイザー主演映画『レンタル・ファミリー』の日本公開日が、2026年2月27日に決定。ポスタービジュアルが解禁された。

【動画】新宿・渋谷から天草・島原まで オール日本ロケ敢行『レンタル・ファミリー』ティーザー予告

 監督を務めるのは、長編デビュー作『37セカンズ』(2019)で第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞、国際アートシアター連盟賞を受賞し、『Beef/ビーフ』『TOKYO VICE』などを手掛けてきた日本人監督のHIKARI。今最も注目されるクリエーターに贈られるトロント国際映画祭のEmerging Talent Awardも受賞したHIKARIが、『37セカンズ』に続く長編2作目にして、サーチライト・ピクチャーズとタッグを組み、日本を舞台にしたオリジナル作品を世界に送り出す。

 東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップ(ブレンダン・フレーザー)は、日本での生活に居心地の良さを感じながらも、本来の自分自身を見失いかけていた。そんな中、“レンタル家族”として他人の人生の中で“仮の”役割を演じる仕事に出会い、想像もしなかった人生の一部を体験する。そこで見つける、生きる喜びとは?

 先日、第50回トロント国際映画祭で世界初お披露目となるワールドプレミアが行われたばかりの本作。上映後の場内は鳴り止まぬ拍手とスタンディングオベーションで満たされ、世界各国の批評家たちからは「これは優美な映画だ。近頃あまり見かけない、控えめな人間味あふれるコメディである」(DEADLINE)、「演技の芸術と真髄を描いた風変わりで興味深い映画」(The Wrap)といった絶賛レビューが相次いだ。

 映画『ザ・ホエール』以来の出演作となったブレンダンに対しても、「東京在住のアメリカ人俳優が役者としてのあり方を独自の方法で活かす役を演じた彼は、ドラマとコメディを融合させた本作『レンタル・ファミリー』で最高の演技を披露」(The Hollywood Reporter)、「予想外に人生を肯定する経験となる仕事に就く男の姿を、魂のこもった抑制の効いた演技で見事に演じている」(DEADLINE)といった称賛の声が多く集まった。現地時間9月14日に発表されるトロント国際映画祭の観客賞受賞にも大きな期待が寄せられている。

 この度、本作の日本公開初日が2026年2月27日に決定し、ポスタービジュアルも解禁。

 本作で、「東京」の街並みによく溶け込んだ、どこか寂しげな落ちぶれた俳優・フィリップを見事に表現したブレンダン。この度解禁されたポスタービジュアルには、狭い電車の車内で肩を寄せ合い、席に腰掛けるフィリップの姿が。大きな荷物を膝に抱え、体を隙間に押し込むように座る様はまさに日本ならではの光景だ。その周囲を、レンタル・ファミリー社代表の多田(平岳大)、フィリップよりも先にレンタル・ファミリー社の俳優として働いていた愛子(山本真理)、老優・喜久雄(柄本明)、フィリップと父娘になる美亜(ゴーマン シャノン 眞陽)など、個性あふれるキャラクターたちが固めている。

 多田を演じた平は、兼ねてから世界を舞台に活躍し、マーティン・スコセッシ監督作『沈黙‐サイレンス‐』や英ドラマ『Giri/Haji』、マーベル超大作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』などで着実に実力を築き上げてきた。本年度の賞レースで歴史的快挙を果たしたドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』では石堂和成役として出演。確かな演技力と存在感で物語に重厚感を与え、英国アカデミー賞(BAFTA)およびエミー賞(R)にノミネートされるなど、国内外から絶賛を集めた。本作では、彼が演じる多田が、フィリップをレンタル・ファミリー社にスカウトすることで物語が動き出していく。

 山本真理が演じる愛子は、フィリップの先輩として同じ会社で働く俳優の一人。時にぶつかることもあるが、フィリップとの出会いは少しずつ愛子自身にも影響を及ぼし、自分の人生を見つめ直すきっかけになる。山本も平同様、世界を舞台に活躍し、近年ではハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』からはじまった「モンスター・ヴァース」初のドラマシリーズ『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』で日本人科学者ケイコ役を熱演。俳優のみならず、脚本家やプロデューサーとしても活躍の場を広げており、国際的にその地位を確立しつつある。

 ポスタービジュアルで、フィリップの隣に自然な空気ですっと腰掛けている喜久雄(柄本明)。柄本は日本を代表する俳優・喜久雄という、自身と重なるようなユニークな役どころを担当している。フィリップは、認知症により記憶を失っていく彼を想う娘からの依頼で、老いたスター・喜久雄の取材をする記者として彼の元を訪れるようになっていく。仕事の枠を越えて友情を深めていくフィリップと喜久雄の交流は、日米の名優がならび立つ名シーンの連続で、本作でしか見ることができない大きな見どころの一つ。柄本がしっかり準備をして臨んだという、これまでにない量の英語のセリフにも注目だ。

 そして、フィリップと父娘になる美亜を演じたのが、新鋭ゴーマン シャノン 眞陽。美亜は、競争率の高い私立校の受験のため、どうしても父親役が必要になったシングルマザー・瞳が雇ったフィリップと、“父娘”としての時間を過ごしていく。幼い頃から父親に見捨てられたと思い込んでいた少女が、目の前に現れたフィリップを本当の父親と信じ、少しずつ心を開いていく。そんな繊細で複雑な演技が求められる難役だったが、実はシャノンは映画への出演経験は本作が初めて。“父”として対峙したブレンダンに「彼女は今まで共演した中で最高の女優だ」とまで言わせた彼女の名演も、見どころとなっている。

 ポスタービジュアルにはさらに、彼らが座る電車の車窓から、満開の桜や東京タワーといった「日本」を象徴する美しい風景も。日本の街並みそのものも、本作にとって重要な登場人物であることがうかがえる。

 新宿・渋谷・天草や島原と、2024年の3~5月にかけてオール日本ロケを敢行した本作。撮影期間中、長期滞在しながら日本を見つめ続けたブレンダンと、日本が世界に誇る俳優陣、そして最高のスタッフがスクリーンに刻みこんだ、日本独自の魅力的なカルチャー、感動的なストーリーに期待が高まる。

 映画『レンタル・ファミリー』は、2026年2月27日より公開。

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