岸井ゆきの×宮沢氷魚『佐藤さんと佐藤さん』東京国際映画祭に公式出品! 天野千尋監督が“本作の着想”明かす
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2025年の東京国際映画祭で上映できること、とても嬉しく思います。物語の初め、同じ場所に立っていたふたりの佐藤さんは、15年のなかで立場が変わり、視界がずれ、少しずつ「他者」になっていきます。「他者」と共に生きるのはとても難しい。
2025年の東京には「他者」が溢れていて、それを排除しようとする声も多く聞こえます。でも私たちに必要なのは、排除して片付けることではなく、「他者」との折り合いの付け方をずっと考え続けることじゃないかと思います。