渡辺謙、三谷幸喜ドラマ『もしがく』に声の出演! 初回放送内でサプライズ解禁

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渡辺謙が、菅田将暉主演・三谷幸喜脚本のドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系/毎週水曜22時)に声の出演をしていることが明らかになった。
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本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の青春時代の思い出を題材にした完全オリジナルストーリー。本日10月1日に初回放送を迎えた。
物語の舞台は渋谷・八分坂。渋谷駅から徒歩8分であることからその名称で呼ばれ、案内所、ジャズ喫茶、ラブホテル、ストリップ劇場がところ狭しと軒を連ねる大人の繁華街である。
妖艶なネオンが照らすこの街角に、途方に暮れた若き劇団演出家・久部三成(菅田)の姿があった。あまりの粗暴ぶりに自身の劇団から追放されてしまったのだ。当てもなく八分坂へ迷い込んだ久部は、案内所のおばば(菊地凛子)に誘われるがまま、WS劇場の扉を開く…。
不器用ながらも、生きることに一生懸命な“人間くさい”人たちが、目と目を合わせ、心と心を通わせ、時に激しく衝突しながらもエネルギッシュに生きた「1984年」という時代を、三谷ワールド全開で笑いと涙いっぱいに描いていく。
このたび、世界的に最も有名な日本人俳優のひとりである渡辺謙が、本作に登場するシェイクスピアの“エピグラフ”の声を務めていることが、第1話の放送内で明かされた。
“エピグラフ”とは、書物の冒頭や章の初めに置かれる題辞や引用句のことを指す。あまり聞きなじみのない言葉だが、シェイクスピアの多彩なモチーフを盛り込んだ本作では、このエピグラフが小説のように挿入される仕掛けとなっている。毎話、ドラマ本編のヒントとなるシェイクスピアの名言が登場するので、その点にも注目してほしい。
『坂の上の雲』やドキュメンタリー映画『アース』のナレーション、さらにはドキュメンタリー番組のナビゲーターも務めてきた渡辺。俳優業のみならず“声”でも視聴者に感動を届けてきた名優の名前がエンドクレジットに表記されると、SNS上は瞬く間に驚きと喜びの声で大盛り上がりとなった。
渡辺は、世界的大ヒットを記録したアメリカ映画『ラストサムライ』で国外作品に初出演。その後も『バットマン ビギンズ』『SAYURI』『硫黄島からの手紙』など数々の話題作に出演し、その名を世界に知らしめた。直近では、メガヒットを記録している映画『国宝』への出演も話題を呼んでいる。
三谷幸喜作品には、ドラマ『君たちがいて僕がいる』(フジテレビ系)で主演したほか、映画『ラヂオの時間』にも出演。また、三谷演出の舞台『ホロヴィッツとの対話』では主演を務めている。
希望や夢を持ちづらくなった今、スマホで下ばかり見ている今、SNSはあるのに人間関係が希薄になっている今だからこそ、1984年をがむしゃらに生きた人たちの姿は「大切な何か」を投げかけてくれる。三谷ワールド全開で贈る、笑いと感動いっぱいの本作第2話は、10月8日22時より15分拡大でたっぷりお届け。久部、そして八分坂の人々の運命が大きく動き出す。
ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は、フジテレビ系にて毎週水曜22時放送。
※プロデュース・金城綾香のコメント全文は以下の通り。