川栄李奈、“母親業のアウトソーシング”がテーマの作品に熱い思い「いろんな人の愛情が子どもにいけばいい」

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女優の波瑠と川栄李奈が9日、都内で行われたダブル主演のドラマ『フェイクマミー』制作発表会見に、共演の向井康二(Snow Man)、中村蒼、野呂佳代、池村碧彩、田中みな実、津田篤宏と共に出席。川栄が本作の大きなテーマでもある「母親業のアウトソーシング」について熱い思いを語った。
【写真】田中みな実も絶賛! 立ち上がりポーズを決めるスーツ姿の向井康二
本作は、正反対の人生を歩んできた2人の女性が、“母親なりすまし”という禁断の契約を結ぶことから始まるウソとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。大手企業で順調にキャリアを築いていたものの訳あって退職し、転職活動に苦戦する花村薫を波瑠が、元ヤンでベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長を務めるシングルマザー・日高茉海恵を川栄が演じる。
波瑠は共にダブル主演を務める川栄について「かなり正反対な役柄だなと思いながら演じているんですが、実際にご一緒している川栄さんのタフな部分やエネルギッシュな部分は、本当に茉海恵さんと重なる部分があって。私もご一緒して刺激とパワーをもらいながら毎日撮影をがんばっています」とコメント。「それは薫と茉海恵の関係性そのものだな、と思いながら元気をもらっています」と役柄に共通する間柄だということを明かした。
本作の大きなテーマは「母親業のアウトソーシング」。実際に子育てをしている川栄は「私は実際に仕事をやりながら子育てをしているんですけど、やっぱり子育ては100%ではできなくて。どうしてもできないことが多くて、自分のお母さんやシッターさんに頼むことも増える中で、どうしても家族の時間を犠牲にしてしまってるな、と最初はすごく思っていました」と吐露した。
しかし川栄はそのことをポジティブに変えて考えているそうで「シッターさんやお母さん、いろんな人の愛情が子どもにいけばいいや、って思っています」と告白。「愛情があったらそれだけでいいと思うので、『育児できなかったな、仕事ばっかりになっちゃったな』って思わないでほしいと私は思っています」と考えを明かし「それを代表して言えるような人でありたいなと自分も思います。『母親業のアウトソーシング』というテーマは、今後の未来に大切なんじゃないかなと思います」と言葉に力を込めた。
「RAINBOWLAB」の副社長・黒木竜馬役を演じる向井は、劇中ではスーツを着ることが多いそうで、会見でもスーツ姿で登場。田中は「スーツがめちゃくちゃ似合ってる。さっき野呂ちゃんと歩いてて、前から向井くんが着た瞬間に息を飲みました。バランスが良すぎて」と向井のスーツ姿を絶賛した。向井は立ち上がってスーツ姿で歩き、ポーズを決めていた。
金曜ドラマ『フェイクマミー』は、TBS系にて10月10日より毎週金曜22時放送。